なぜ?遠近・中近・近々両用メガネを
一緒に紹介するのか?
遠近・中近・近々両用メガネは累進レンズという種類のメガネレンズが使用されているメガネです。
お困りになっている内容によっては遠近両用メガネではなく、中近両用メガネの方が改善する可能性が高い場合もあります。
このページではお困りごとに合わせておすすめのメガネのタイプと購入時に注意することを詳しく紹介しています。
- Land&ruto店長のひとりごと
-
遠近・中近・近々両用メガネを購入する時に気を付けることを出来るだけ簡単に紹介したいと思っていたのですが、かなりの文字数になってしまいました。
メガネの知識を海に例えると、このページに書かれている内容は一滴にも満たないかもしれませんが、知っておくと遠近・中近・近々両用メガネの失敗や後悔する可能性が低くなると思うので、お時間のある時に読んでいただければ幸いです。
お困りごと一覧
はじめて遠近両用メガネを買いたい
遠近両用メガネをはじめて作る場合、どのくらい老眼が進行しているかでおすすめする遠近両用メガネのレンズは変わります。
遠近両用メガネの適齢期は一般的には30代後半から40代半ばといわれています。
この時期から遠近両用メガネを作り始めると、眼鏡をスムーズに生活に取り入れることができます。
なぜなら、この時期の眼は度数の軽い遠近両用メガネに対応しやすいためです。
軽度の老眼の場合
必要な加入度が弱いレンズです。
老眼がはじまるのは、手元を見る時の目のピント調節力が低下するからですが、軽度の老眼の場合、頑張ってピントを合わせようとして眼精疲労の原因になる可能性もあります。
アシストレンズは視線を動かすことによって、遠く用のメガネよりも、手元にピントを合わせやすくするレンズです。
アシストレンズを早期からしようすることで、遠近両用メガネの使用感に慣れるのも早くなるというメリットもあります。
老眼が進行している場合
老眼が進んでしまってから、遠近両用メガネの使用を始める場合、遠用部と近用部の度数差が大きいため慣れにくいことがあります。
遠くの視界と近くの視界を切り替えることが必要なため、最初は違和感を感じるかもしれません。
ただし、徐々に慣れていくことができますので、辛抱強く取り組むことが大切です。
遠近両用メガネに慣れるまでの期間には、個人差がありますが、一般的な目安としては、違和感がなくなるまでにおよそ1~2か月かかると言われています。
一般的な範囲では、早い人では2週間ほどで遠近両用の正しい使い方がマスターできることもあります。
しかし、60代以降に初めて遠近両用メガネを使う場合、1ヶ月以上かかることがあるとされています。
特に高齢になると視力の変化が大きく、遠近両用メガネに慣れるためにかかる時間が長くなることが考えられます。
遠近両用メガネに早く慣れるコツとして、40代のうちからの「早期装用」が大切です。
年齢が若いうちから遠近両用メガネを使い始めることで、遠近両用メガネに適応しやすくなります。
ただし、違和感があるからと言って使い慣れた眼鏡ばかり掛けていたりすると、遠近両用メガネに慣れることが難しくなる場合がありますので注意しましょう。
もし遠近両用メガネになかなか慣れない場合は、「2週間」使ってみても慣れない場合は、度数を変更してもらうことを検討しても良いでしょう。
外出時のメガネのかけ外しが面倒
遠近両用メガネは、一つのメガネで遠くも近くも見ることができるため、さまざまなメリットがあります。
遠近両用メガネを使うことで、メガネをかけ替える必要がありません。
従来のメガネでは、遠くを見るためのメガネと近くを見るためのメガネを別々に用意する必要がありましたが、遠近両用メガネなら一本のメガネで遠くも近くもクリアに見ることができます。
これにより、メガネのかけ替え作業やメガネを持ち歩く手間を省くことができます。
スマートフォンやタブレットを使いながら周囲の状況を確認する際にも、手元と遠方の切り替えがスムーズに行えます。
また、遠近両用メガネは運転でも使用することができます。
遠近両用メガネを運転で利用することで、遠くの道や標識と車内のメーターやカーナビ、ミラーなどの近くの物を鮮明に見ることができます。
デスクワークでのメガネのかけ外しが面倒
デスクワークでのメガネのかけ外しが面倒な場合、中近両用メガネや近々両用メガネがおすすめです。
会議室などでの使用を考慮する場合
会議中などは中近両用メガネがおすすめです。
中近両用メガネは、中間距離と近方が見やすい特性を持ち、特に中間距離(4m前後)と手元(30〜40cm)の視野が広く、歪みが少ないのが特徴です。
中近両用メガネは室内での使用を想定して設計されているので、遠距離の視野は狭く、ボヤけやすいものの、中距離と近距離での視認性が高く、特に中距離では目線を動かさなくても見やすいです。
会議中の視線移動やホワイトボードと資料の同時参照といったシーンでの利用が可能となっています。
パソコンでの入力作業を主にする場合
手元の資料を見ながらパソコンに入力する際などには近々両用メガネがおすすめです。
近々両用レンズは手元から1mほど先までを見ることができます。
近々両用メガネは特に、手元の資料を見ながらノートパソコンに入力するなどの場面で活躍します。
中近両用メガネと比べると、離れたものをはっきり見ることはできませんが、レンズの歪が少なく手元の視野が広くなります。
老眼鏡は一つの距離をはっきりと見えることができますが、複数の距離を見ることはできません。
近々両用メガネは、近くと手元を眼鏡を掛け変えることなく見ることができる特定の場面で活躍するメガネです。
遠近両用メガネで近くが見えにくくなった
年齢や眼の状態によって、はっきりと見るために適切な度数は変化します。
必要な度数が変わった場合、同じ度数の遠近両用メガネを使い続けると、見えにくさや目の疲れを招く可能性があります。
視力が変わった場合は新しいメガネを作ることをおすすめします。
また、遠近両用メガネは度数が強くなるほど揺れや歪みも強くなります。
レンズのグレードが同じままで度数を上げると、見たい距離で見えるようになりますが、度数の変化に伴って、揺れや歪みなどの違和感も強くなる可能性があります。
遠近両用メガネの度数が強くなる場合は、今までよりもワンランク上のグレードの遠近両用レンズを選ぶことをおすすめします。
高品質のレンズは、見やすさと快適さを両立させるための技術が用いられており、度数が強い場合でも適切な視力補正を提供します。
遠近両用メガネの視野が狭い
遠近両用メガネは度数が強くなるほどはっきりと見える視野の範囲が狭まる傾向があります。
メガネレンズのグレードを上げることで、視野の範囲を広くすることは可能ですが、限界もあります。
手元を見るために必要な度数である加入度が強い場合、中近両用メガネや近々両用メガネを使用することで、遠くの見え方を犠牲にして中間部や手元の視野を確保することができます。
遠近両用メガネで手元を長時間見るのが辛い
遠近両用メガネは遠くから近くまで見ることができる便利なメガネですが、視線を下に動かすことで手元の距離を合わせるので、長時間手元を見ることには不向きです。
長時間手元の同じ距離を見続ける場合は老眼鏡がおすすめです。
老眼鏡は一つの距離しか見ることができませんが、遠近両用メガネなどの累進レンズ特有の揺れ、歪み、視野の狭さがないので、読書などで、視線を動かしながら文章を読むことができます。
遠近両用メガネで見えにくさを感じるようになった
フィッティングポイントが合っていない可能性
遠近両用メガネのレンズにはフィッティングポイントという見えやすいポイントがあります。
瞳孔中心とフィッティングポイントが合っていないと見えにくい遠近両用メガネになってしまいます。
遠近両用メガネを作る前に、プレフィッティングをして実際にお客様がメガネを掛ける状態でアイポイント測定をしなければ、瞳孔中心とフィッティングポイントを合わせることはできません。
遠近両用メガネ購入される際は、プレフィッティングやアイポイント測定を行っているメガネ店で購入するようにしましょう。
また、お渡し時にフィッティングポイントに印をつけてもらって視線をどのように動かせばいいのか確認することをオススメします。
プレフィッティングやアイポイント測定をしている場合は、フィッテングポイントがズレているだけの場合もあるので、購入したメガネ店で定期的にフィッティングし直してもらうことで快適な視界を維持できます。
メガネが変形している
メガネはどこかにぶつけたり、転んだりしなかったとしても、使用しているうちに自然と変形していきます。
遠近両用メガネが変形したことが原因で、フィッティングポイントなどがズレて見えにくさを感じることもあります。
- かけ外しは両手で行う
-
片手でメガネを外すと、フレームの傾きや偏りが生じ、見えにくさや歪みを感じやすくなります。
また、片方だけツルが開きやすい場合は、片手で外す癖がある可能性があるため、眼鏡店で調整を依頼することをおすすめします。 - フレームの緩みにも注意
-
フレームが緩むと、遠近両用メガネの機能が損なわれ、見え方に支障が生じます。
眼鏡店でフィッティングを調整してもらうことで、問題を解消することができます。
自分で調整すると、手元は見やすいかもしれませんが、遠くが見えにくくなる可能性があるため、専門家の手助けを受けることが重要です。
姿勢の変化で視線が変化している
歩いている時や、座っている時、寝転がっている時で、姿勢は変化します。
姿勢が変化することで、視線も変化します。
姿勢が変化しているのに、いつも通りの感覚で見える距離を合せていると、遠近両用メガネの見えづらさや使いづらさを感じることがあるかもしれません。
遠近両用メガネ自体に問題がないのなら、変化した姿勢に最適な視線を探してみてください。
どうしても使いづらい場合は変化した姿勢専用に遠近両用メガネを購入することを検討してみてください。
遠近両用メガネ
完全攻略ガイド
使いやすい遠近両用メガネの条件
メガネレンズは透明なのでわかりにくいですが、一番見えやすいポイントと、メガネに組み込んだ時に一番見えやすくなる既定の数値があります。見えやすい条件を満たしていないメガネは、見えやすさが低下しています。
- フィッティングポイント
-
メガネレンズの一番見えやすいポイントをフィッティングポイントといいます。フィッティングポイントと眼の瞳孔中心の位置がずれればずれるほど見え具合は悪くなります。
- 既定の数値
-
メガネレンズは商品ごとに、一番見えやすくなる数値である、メガネをかけた際のメガネフレームの「前傾角、そり角」メガネレンズまでの「角膜頂点間距離」が決まっています。
「見えやすい条件」に合わせてメガネフレームにレンズを組み込んでいない場合、メガネが完成した後にフィッティングをしたとしても、レンズを見えやすい位置へ調整することが大抵できません。 - 累進帯の長さ
-
遠近両用メガネなどに使用されている累進レンズの場合、レンズの中に累進帯があります。
累進帯はフィッティングポイントから上下に、段階的に度数が変化する部分です。
遠近両用メガネは累進帯があることによって、遠くから手元までをみることができます。累進帯の長さはレンズごとに違い、累進帯の長さが長いと緩やかに度数が変化し、短いと急激に度数が変化します。
また、累進帯の長さを選ぶことができるレンズと選ぶことができないレンズがあります。
Land&rutoでは、視力測定中に視線の動きのクセを見ておすすめする累進帯の長さを個別に変えています。
累進帯の長さが合っている遠近両用メガネだと、手元を見る時に顎を上げる必要はなく、視線を下げるだけで手元の距離にピントを合わせることができます。 - 見える距離の設定
-
遠近両用メガネは見える距離の設定が非常に重要です。
遠近両用メガネのレンズの種類はたくさんあり、使用用途や目的に合わせてレンズの種類を選ぶことによって、遠近両用メガネでお困りごとを改善することができます。
遠近両用メガネのレンズの種類
多くの方が遠近両用メガネのレンズは1種類しかないと誤解しています。
現在は一昔前と違って、遠近両用レンズには様々なメーカーから様々な用途に合わせて販売されています。
遠近両用メガネは、遠くの見える距離をメガネレンズの度数で、近くの見える距離を加入度で設定します。
遠近両用メガネはレンズのタイプによって見える距離に応じた視野の広さが変わります。
視野が狭いとレンズの中の特定の部分でしか見えないので、視線を合わせるのに力が入って、遠近両用メガネを使うことによる眼の疲れや肩や首のコリを感じることもあります。
視野が広いとレンズの中の見える範囲が大きいので、視線を意識的に合わせることなく、長時間使用していたとしても疲れを感じにくくなります。
遠近両用メガネはすべての距離の視野を広くすることは難しいので、使用用途に応じた視野の広さを選択することで、使いやすい遠近両用メガネを手に入れることができます。
メガネレンズのメーカー、グレードが同じだったとしても視野のバランスを選択することができる場合もあります。以下は単焦点レンズのメガネの視野の広さを☆5とした時に、遠近両用メガネの視野の広さを☆で表したときのイメージ表です。
メガネレンズのグレードによって、見える視野の広さが変わります。
遠近両用メガネレンズは特性上、累進レンズの中では中間距離の視野が狭い傾向にあります。
遠近両用メガネのレンズタイプを変えると、さらに視野のバランスの選択できる幅が広がります。
遠中近バランスタイプ
距離 | 視野の広さ |
遠 | ☆☆ |
中 | ☆☆☆ |
近 | ☆☆☆☆ |
遠くの見える距離を制限して、中間距離と手元の見え方に特化した遠近両用メガネレンズ
通常の遠近両用メガネレンズよりも中近両用メガネよりのレンズです。
中近両用メガネだと、運転などで使用することはできないが、遠中近バランスタイプなら運転をすることができます。
また、運転用に特別に設計された遠近両用レンズもあります。
運転用の遠近両用レンズ
距離 | 視野の広さ |
遠 | ☆☆☆☆ |
中 | ☆☆ |
近 | ☆ |
遠くと車内が見やすい設計の運転に特化した遠近両用メガネレンズです。
夜間の見え方、曇りの日の見え方を考慮したレンズコーティングがされています。
遠近両用メガネは加入度数が強くなると、レンズの特性上、視野の範囲は狭まります。
Land&rutoでは、見える距離と視野の範囲の兼ね合いを考慮しながらレンズを選ぶこともできます。
一般的な販売店だと、社員教育をする上で販売するレンズの種類を限定している場合もあり、専門的なメガネ店よりも取り扱っているレンズの種類が少ないのが現状です。
Land&rutoでは、最新のインディビジュアルレンズなどの販売する上で審査が必要な高品質なメガネレンズも販売しています。
遠近両用メガネを買う時に注意すること
- 遠近両用メガネの使用用途目的を明確にする
-
遠近両用メガネは選ぶレンズによって見やすい距離を変更できるので、使用用途や目的をメガネ店へ伝えることができないと、メガネ店はお困りごとを改善できる最適なメガネレンズをおすすめすることが難しいのが現状です。
どのような時に見えにくくて、どのような時に遠近両用メガネを使いたいのかなど、遠近両用メガネで改善したい状況をイメージしてから遠近両用メガネを購入すると、使いやすい遠近両用メガネを手に入れることができます。 - メガネを作るために必要な計測をしているメガネ店を選ぶ
-
メガネレンズには一番見えやすいポイントと、一番見えやすくなる既定値がありますが、メガネを作る前にメガネフレームをフィッティングしてから、計測しないとメガネレンズを既定値通りにメガネフレームに組み込むことはできません。
また、インディビジュアルレンズなどの既定値を変更してレンズを再設計するレンズの場合、必ず計測しなければいけませんが、計測をしていないお店もあることがメガネ業界でも問題になっています。
Land&rutoでは数値の計測を必ず行っております。
メガネを購入する際は、プレフィッティング後に「前傾角」「そり角」「角膜頂点間距離」「アイポイント」の測定をしているのか販売員へ聞いてみてください。 - 遠近両用メガネを使用している販売員がいる店舗を選ぶ
-
遠近両用メガネなどの累進レンズの使用感は、実際に遠近両用メガネをかけてみないと良さはわかりません。
レンズメーカーからレンズ設計やレンズ性能の数値を教えてもらっていたとしても、それだけではレンズの良さを実感できない場合は多々あります。
一人ひとりの目の状態や見え方の好みはありますが、遠近両用メガネを使用していない人より、遠近両用メガネを実際に使用している人は遠近両用メガネを深く理解しています。
Land&rutoの遠近両用メガネの作り方
Land&rutoは完全予約制の眼鏡店です。見えやすいメガネを作るためには、視力測定だけでなく、お客様が視覚的に何に困っていて、どのように解決したいかを眼鏡屋側ができるだけ詳しく把握しないと難しいのが現状です。メガネ店で他にお客様のいる状態で眼の悩みについて話すことを躊躇する場合もあります。なので、Land&rutoでは一客一亭の完全予約制で営業しています。
見えやすいメガネの最低条件
メガネレンズは透明なのでわかりにくいですが、一番見えやすいポイントと、メガネに組み込んだ時に一番見えやすくなる既定の数値があります。見えやすい条件を満たしていないメガネは、見えやすさが低下しています。
- フィッティングポイント
-
メガネレンズの一番見えやすいポイントをフィッティングポイントといいます。フィッティングポイントと眼の瞳孔中心の位置がずれればずれるほど見え具合は悪くなります。
- 既定の数値
-
メガネレンズは商品ごとに、一番見えやすくなる数値である、メガネをかけた際のメガネフレームの「前傾角、そり角」メガネレンズまでの「角膜頂点間距離」が決まっています。
「見えやすい条件」に合わせてメガネフレームにレンズを組み込んでいない場合、メガネが完成した後にフィッティングをしたとしても、レンズを見えやすい位置へ調整することが大抵できません。
Land&rutoでは、メガネレンズ本来の見え方を提供するために、見えやすいメガネの条件を考慮してメガネフレームにレンズを組み込んでいます。
視力測定後にメガネフレームを選ぶと何がいいのか?
視力を測定することによって、眼の悩みに合わせた最適なレンズの種類をおすすめすることができます。
メガネレンズは商品ごとにメガネフレームに組み込む時の既定値や、メガネレンズの見えやすい範囲などが違います。
メガネレンズをもっとも見えやすい状態にする時には、メガネフレーム選びも重要です。
視力測定後にメガネフレームを選ぶことで、見えやすいメガネを作ることができます。
Land&rutoでは基本的に、視力測定をした後にメガネフレームを選んでいただいております。
メガネを組み立てる人と視力を測る人が一緒だと何がいいのか?
- 顔の形がわかっているとできること
-
顔の形がわかっていると、レンズ本来の性能の見えやすいメガネを作ることができます。
メガネレンズには最も見えやすい状態になる既定値がありますが、メガネを作った後に既定値に合わせることは大抵できません。
顔の形がわかっていると、メガネを作る前のフィッティングとレンズの削り方を工夫することによって、メガネにレンズを組み込んだ時の角度を調節することができます。
顔の形がわかっていることで、メガネレンズを最も見えやすい状態にすることができます。 - 眼の動きのクセがわかっているとできること
-
眼の動きのクセがわかっていると使いやすい遠近両用レンズをおすすめすることができます。
遠近両用メガネなどの累進レンズが使用されているメガネには度数が段階的に変化する累進帯という部分がレンズの中にあります。
累進帯の長さは複数あり、累進帯の長さによって遠近両用メガネの使い心地は大きく変わります。
眼の動きのクセをわかっていると、最適な累進帯の長さをおすすめすることができるようになります。
Land&rutoは一客一亭をコンセプトに、視力測定からメガネの製作までを一貫して一人のスタッフが行っております。
取り扱う商品を厳選する理由
予約制の眼鏡店を始める前に、一般的な個人のメガネ店、大手上場企業のメガネ店、激安のメガネ店、コンタクトレンズクリニックなどで勤務してきましたが、どこで勤務していた時もクレームはありました。
メガネを大量に販売するビジネスモデルでは、時間効率が一番重要なので、クレームには返金するだけで、視覚問題を改善することは二の次でした。
時には、「他のメガネ店で見えやすいメガネを作ってもらえた」という声をいただいたとしても、ビジネスモデルを考えるとしかたがないと思っていました。
予約制の眼鏡店を始めて仕入れをコントロールできるようになってからは、「お客様の満足度にこだわり」、メガネを買ったけれどすぐに壊れたなどのクレームが起こらないような壊れにくい丈夫なメガネフレーム、価格上超えられなかった見えやすさの壁を超えるためのレンズの品質などにこだわって仕入れをしているので、一般的なメガネ店で取り扱っている安価な商品の販売はしていません。
メガネフレームのプライムラインはLand&rutoで取り扱っている商品の最安の価格ラインですが、福井県鯖江市で製造されているベータチタンを使用した信頼できるメガネフレームです。
店頭在庫レンズのない理由
Land&rutoでは店頭在庫レンズは取り扱っていません。
- 店頭在庫レンズだと、メガネフレームに合わせたレンズの最薄化ができない
-
店頭在庫のメガネレンズは「薄型」「超薄型」など素材で薄さが変わりますが、メガネレンズそのものが薄くなるほど「色にじみ」が生じやすくなります。
特注レンズの中には薄型加工レンズがあり、レンズの薄さを変えずにメガネフレームの形状に合わせてメガネが完成した時のレンズの見た目を薄く見えるようにできるので、薄型レンズにすることによるメガネを通した視界の見え具合の変化を抑えることができます。 - レンズの劣化は製造されてから始まっている
-
メガネレンズの平均寿命は2~4年で、レンズの劣化は製造されてからすぐに始まっています。
レンズの劣化の主な原因は、メガネを使用する上でのコーティングの消耗や、日常生活での紫外線ダメージや細かな傷ですが、経年劣化ももちろん劣化の原因です。店頭で保管されている間も劣化は進み続けます。 - 高品質なレンズに店頭在庫レンズはほとんどない
-
最新のレンズ作製技術は、インディビジュアルレンズというレンズが一番見えやすくなる既定値を変更してレンズを再設計するレンズなど、一人ひとりに合わせてレンズを設計する段階にまで来ています。店頭でレンズを製造することはできないので、現在、高品質なメガネレンズを購入しようとするとほとんどの場合特注レンズになります。
メガネの価格について
メガネの価格は、一般的にはメガネ一式で2万円台から3万円台が中心となっていますが、Land&rutoではメガネ一式の価格はフレームとレンズの価格の合計となるため、一概に価格を固定することはできません。Land&rutoでメガネ一式を購入する場合、価格はフレームのデザインや素材、レンズの品質や特性によって変動しますので、予算や用途に応じて選ぶことができます。
中近両用メガネ
完全攻略ガイド
使いやすい中近両用メガネの条件
メガネレンズは透明なのでわかりにくいですが、一番見えやすいポイントと、メガネに組み込んだ時に一番見えやすくなる既定の数値があります。見えやすい条件を満たしていないメガネは、見えやすさが低下しています。
- フィッティングポイント
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メガネレンズの一番見えやすいポイントをフィッティングポイントといいます。フィッティングポイントと眼の瞳孔中心の位置がずれればずれるほど見え具合は悪くなります。
- 既定の数値
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メガネレンズは商品ごとに、一番見えやすくなる数値である、メガネをかけた際のメガネフレームの「前傾角、そり角」メガネレンズまでの「角膜頂点間距離」が決まっています。
「見えやすい条件」に合わせてメガネフレームにレンズを組み込んでいない場合、メガネが完成した後にフィッティングをしたとしても、レンズを見えやすい位置へ調整することが大抵できません。 - 累進帯の長さ
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中近両用メガネなどに使用されている累進レンズの場合、レンズの中に累進帯があります。
累進帯はフィッティングポイントから上下に、段階的に度数が変化する部分です。
中近両用メガネは累進帯があることによって、中間距離から手元までをみることができます。累進帯の長さはレンズごとに違い、累進帯の長さが長いと緩やかに度数が変化し、短いと急激に度数が変化します。
また、累進帯の長さを選ぶことができるレンズと選ぶことができないレンズがあります。
Land&rutoでは、視力測定中に視線の動きのクセを見ておすすめする累進帯の長さを個別に変えています。
累進帯の長さが合っている中近両用メガネだと、手元を見る時に顎を上げる必要はなく、視線を下げるだけで手元の距離にピントを合わせることができます。 - 見える距離の設定
-
中近両用メガネは見える距離の設定が非常に重要です。
中近両用メガネのレンズの種類はたくさんあり、使用用途や目的に合わせてレンズの種類を選ぶことによって、中近両用メガネでお困りごとを改善することができます。
中近両用メガネのレンズの種類
多くの方が中近両用メガネのレンズは1種類しかないと誤解しています。
現在は一昔前と違って、中近両用レンズには様々なメーカーから様々な用途に合わせて販売されています。
普通の中近両用レンズは、加入度が弱いと、ある程度遠くを見ることができる場合もありますが、加入度が強くなると遠くをはっきりと見ることは困難になります。
遠くの見える距離に合わせて設計されている中近両用レンズは、加入度が強くなったとしても遠くを見ることができます。
4m程先まではっきりと見ることができる中近両用レンズや、2m程先まではっきりと見ることができる中近両用レンズなど、はっきりと見ることのできる距離を設定することができる中近両用レンズを使用することで加入度が強くなったとしても設定した距離までならはっきりと見ることができます。
また、中近両用レンズにはレンズのグレードがあり、同じ度数であったとしてもグレードが高いほど、はっきりと見える視野が広くなるなどの特徴があります。
一般的な販売店だと、社員教育をする上で販売するレンズの種類を限定している場合もあり、専門的なメガネ店よりも取り扱っているレンズの種類が少ないのが現状です。
Land&rutoでは、最新のインディビジュアルレンズなどの販売する上で審査がある高品質なメガネレンズも販売しています。
中近両用メガネを買う時に注意すること
- 中近両用メガネの使用用途目的を明確にする
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中近両用メガネは選ぶレンズによって見やすい距離を変更できるので、使用用途や目的をメガネ店へ伝えることができないと、メガネ店はお困りごとを改善できる最適なメガネレンズをおすすめすることが難しいのが現状です。
どのような時に見えにくくて、どのような時に中近両用メガネを使いたいのかなど、中近両用メガネで改善したい状況をイメージしてから中近両用メガネを購入すると、使いやすい中近両用メガネを手に入れることができます。 - メガネを作るために必要な計測をしているメガネ店を選ぶ
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メガネレンズには一番見えやすいポイントと、一番見えやすくなる既定値がありますが、メガネを作る前にメガネフレームをフィッティングしてから、計測しないとメガネレンズを既定値通りにメガネフレームに組み込むことはできません。
また、インディビジュアルレンズなどの既定値を変更してレンズを再設計するレンズの場合、必ず計測しなければいけませんが、計測をしていないお店もあることがメガネ業界でも問題になっています。
Land&rutoでは数値の計測を必ず行っております。
メガネを購入する際は、プレフィッティング後に「前傾角」「そり角」「角膜頂点間距離」「アイポイント」の測定をしているのか販売員へ聞いてみてください。 - 中近両用メガネを使用している販売員がいる店舗を選ぶ
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中近両用メガネなどの累進レンズの使用感は、実際に中近両用メガネをかけてみないと良さはわかりません。
レンズメーカーからレンズ設計やレンズ性能の数値を教えてもらっていたとしても、それだけではレンズの良さを実感できない場合は多々あります。
一人ひとりの目の状態や見え方の好みはありますが、中近両用メガネを使用していない人より、中近両用メガネを実際に使用している人は中近両用メガネを深く理解しています。
Land&rutoの中近両用メガネの作り方
Land&rutoは完全予約制の眼鏡店です。見えやすいメガネを作るためには、視力測定だけでなく、お客様が視覚的に何に困っていて、どのように解決したいかを眼鏡屋側ができるだけ詳しく把握しないと難しいのが現状です。メガネ店で他にお客様のいる状態で眼の悩みについて話すことを躊躇する場合もあります。なので、Land&rutoでは一客一亭の完全予約制で営業しています。
見えやすいメガネの最低条件
メガネレンズは透明なのでわかりにくいですが、一番見えやすいポイントと、メガネに組み込んだ時に一番見えやすくなる既定の数値があります。見えやすい条件を満たしていないメガネは、見えやすさが低下しています。
- フィッティングポイント
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メガネレンズの一番見えやすいポイントをフィッティングポイントといいます。フィッティングポイントと眼の瞳孔中心の位置がずれればずれるほど見え具合は悪くなります。
- 既定の数値
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メガネレンズは商品ごとに、一番見えやすくなる数値である、メガネをかけた際のメガネフレームの「前傾角、そり角」メガネレンズまでの「角膜頂点間距離」が決まっています。
「見えやすい条件」に合わせてメガネフレームにレンズを組み込んでいない場合、メガネが完成した後にフィッティングをしたとしても、レンズを見えやすい位置へ調整することが大抵できません。
Land&rutoでは、メガネレンズ本来の見え方を提供するために、見えやすいメガネの条件を考慮してメガネフレームにレンズを組み込んでいます。
視力測定後にメガネフレームを選ぶと何がいいのか?
視力を測定することによって、眼の悩みに合わせた最適なレンズの種類をおすすめすることができます。
メガネレンズは商品ごとにメガネフレームに組み込む時の既定値や、メガネレンズの見えやすい範囲などが違います。
メガネレンズをもっとも見えやすい状態にする時には、メガネフレーム選びも重要です。
視力測定後にメガネフレームを選ぶことで、見えやすいメガネを作ることができます。
Land&rutoでは基本的に、視力測定をした後にメガネフレームを選んでいただいております。
メガネを組み立てる人と視力を測る人が一緒だと何がいいのか?
- 顔の形がわかっているとできること
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顔の形がわかっていると、レンズ本来の性能の見えやすいメガネを作ることができます。
メガネレンズには最も見えやすい状態になる既定値がありますが、メガネを作った後に既定値に合わせることは大抵できません。
顔の形がわかっていると、メガネを作る前のフィッティングとレンズの削り方を工夫することによって、メガネにレンズを組み込んだ時の角度を調節することができます。
顔の形がわかっていることで、メガネレンズを最も見えやすい状態にすることができます。 - 眼の動きのクセがわかっているとできること
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眼の動きのクセがわかっていると使いやすい中近両用レンズをおすすめすることができます。
中近両用メガネなどの累進レンズが使用されているメガネには度数が段階的に変化する累進帯という部分がレンズの中にあります。
累進帯の長さは複数あり、累進帯の長さによって中近両用メガネの使い心地は大きく変わります。
眼の動きのクセをわかっていると、最適な累進帯の長さをおすすめすることができるようになります。
Land&rutoは一客一亭をコンセプトに、視力測定からメガネの製作までを一貫して一人のスタッフが行っております。
取り扱う商品を厳選する理由
予約制の眼鏡店を始める前に、一般的な個人のメガネ店、大手上場企業のメガネ店、激安のメガネ店、コンタクトレンズクリニックなどで勤務してきましたが、どこで勤務していた時もクレームはありました。
メガネを大量に販売するビジネスモデルでは、時間効率が一番重要なので、クレームには返金するだけで、視覚問題を改善することは二の次でした。
時には、「他のメガネ店で見えやすいメガネを作ってもらえた」という声をいただいたとしても、ビジネスモデルを考えるとしかたがないと思っていました。
予約制の眼鏡店を始めて仕入れをコントロールできるようになってからは、「お客様の満足度にこだわり」、メガネを買ったけれどすぐに壊れたなどのクレームが起こらないような壊れにくい丈夫なメガネフレーム、価格上超えられなかった見えやすさの壁を超えるためのレンズの品質などにこだわって仕入れをしているので、一般的なメガネ店で取り扱っている安価な商品の販売はしていません。
メガネフレームのプライムラインはLand&rutoで取り扱っている商品の最安の価格ラインですが、福井県鯖江市で製造されているベータチタンを使用した信頼できるメガネフレームです。
店頭在庫レンズのない理由
Land&rutoでは店頭在庫レンズは取り扱っていません。
- 店頭在庫レンズだと、メガネフレームに合わせたレンズの最薄化ができない
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店頭在庫のメガネレンズは「薄型」「超薄型」など素材で薄さが変わりますが、メガネレンズそのものが薄くなるほど「色にじみ」が生じやすくなります。
特注レンズの中には薄型加工レンズがあり、レンズの薄さを変えずにメガネフレームの形状に合わせてメガネが完成した時のレンズの見た目を薄く見えるようにできるので、薄型レンズにすることによるメガネを通した視界の見え具合の変化を抑えることができます。 - レンズの劣化は製造されてから始まっている
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メガネレンズの平均寿命は2~4年で、レンズの劣化は製造されてからすぐに始まっています。
レンズの劣化の主な原因は、メガネを使用する上でのコーティングの消耗や、日常生活での紫外線ダメージや細かな傷ですが、経年劣化ももちろん劣化の原因です。店頭で保管されている間も劣化は進み続けます。 - 高品質なレンズに店頭在庫レンズはほとんどない
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最新のレンズ作製技術は、インディビジュアルレンズというレンズが一番見えやすくなる既定値を変更してレンズを再設計するレンズなど、一人ひとりに合わせてレンズを設計する段階にまで来ています。店頭でレンズを製造することはできないので、現在、高品質なメガネレンズを購入しようとするとほとんどの場合特注レンズになります。
メガネの価格について
メガネの価格は、一般的にはメガネ一式で2万円台から3万円台が中心となっていますが、Land&rutoではメガネ一式の価格はフレームとレンズの価格の合計となるため、一概に価格を固定することはできません。Land&rutoでメガネ一式を購入する場合、価格はフレームのデザインや素材、レンズの品質や特性によって変動しますので、予算や用途に応じて選ぶことができます。
近々両用メガネ
完全攻略ガイド
使いやすい近々両用メガネの条件
メガネレンズは透明なのでわかりにくいですが、一番見えやすいポイントと、メガネに組み込んだ時に一番見えやすくなる既定の数値があります。見えやすい条件を満たしていないメガネは、見えやすさが低下しています。
- フィッティングポイント
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メガネレンズの一番見えやすいポイントをフィッティングポイントといいます。フィッティングポイントと眼の瞳孔中心の位置がずれればずれるほど見え具合は悪くなります。
- 既定の数値
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メガネレンズは商品ごとに、一番見えやすくなる数値である、メガネをかけた際のメガネフレームの「前傾角、そり角」メガネレンズまでの「角膜頂点間距離」が決まっています。
「見えやすい条件」に合わせてメガネフレームにレンズを組み込んでいない場合、メガネが完成した後にフィッティングをしたとしても、レンズを見えやすい位置へ調整することが大抵できません。 - 累進帯の長さ
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近々両用メガネなどに使用されている累進レンズの場合、レンズの中に累進帯があります。
累進帯はフィッティングポイントから上下に、段階的に度数が変化する部分です。
中近両用メガネは累進帯があることによって、中間距離から手元までをみることができます。累進帯の長さはレンズごとに違い、累進帯の長さが長いと緩やかに度数が変化し、短いと急激に度数が変化します。
また、累進帯の長さを選ぶことができるレンズと選ぶことができないレンズがあります。
Land&rutoでは、視力測定中に視線の動きのクセを見ておすすめする累進帯の長さを個別に変えています。
累進帯の長さが合っている近々両用メガネだと、手元を見る時に顎を上げる必要はなく、視線を下げるだけで手元の距離にピントを合わせることができます。 - 見える距離の設定
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近々両用メガネは見える距離の設定が非常に重要です。
近々両用メガネのレンズの種類はたくさんあり、使用用途や目的に合わせてレンズの種類を選ぶことによって、近々両用メガネでお困りごとを改善することができます。
近々両用メガネのレンズの種類
多くの方が近々両用メガネのレンズは1種類しかないと誤解しています。
現在は一昔前と違って、近々両用レンズには様々なメーカーから様々な用途に合わせて販売されています。
多くの場合、近々両用メガネは「見える奥行きの長いロングタイプ」と「見える視野が広いワイドタイプ」に分けられますが、オススメはロングタイプです。
近々両用メガネの主な使用用途は、デスクワークや手芸、楽器演奏などです。
デスクワークなどでパソコンの画面と資料を交互に見る必要がある時に、メガネのかけ外しをすることなく一本のメガネで見たい時に使います。
手芸や楽器演奏などはテキストや楽譜などと手元を交互に確認する必要があるときに、ロングタイプの近々両用メガネは便利です。
ワイドタイプの近々両用メガネは、老眼鏡と比べた時に視野の広さが狭く、ロングタイプよりも見える奥行きも短いので、使用用途がかなり限定的になります。
価格も老眼鏡よりも高価になる場合が多いので、手元の視野の広さを重視する場合は老眼鏡を選択した方がコストパフォーマンスが良い場合もあります。
また、近々両用レンズにはレンズのグレードがあり、同じ度数であったとしてもグレードが高いほど、はっきりと見える視野が広くなるなどの特徴があります。
一般的な販売店だと、社員教育をする上で販売するレンズの種類を限定している場合もあり、専門的なメガネ店よりも取り扱っているレンズの種類が少ないのが現状です。
Land&rutoでは、最新のインディビジュアルレンズなどの販売する上で審査がある高品質なメガネレンズも販売しています。
近々両用メガネを買う時に注意すること
- 近々両用メガネの使用用途目的を明確にする
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近々両用メガネは選ぶレンズによって見やすい距離を変更できるので、使用用途や目的をメガネ店へ伝えることができないと、メガネ店はお困りごとを改善できる最適なメガネレンズをおすすめすることが難しいのが現状です。
どのような時に見えにくくて、どのような時に近々両用メガネを使いたいのかなど、近々両用メガネで改善したい状況をイメージしてから近々両用メガネを購入すると、使いやすい近々両用メガネを手に入れることができます。 - メガネを作るために必要な計測をしているメガネ店を選ぶ
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メガネレンズには一番見えやすいポイントと、一番見えやすくなる既定値がありますが、メガネを作る前にメガネフレームをフィッティングしてから、計測しないとメガネレンズを既定値通りにメガネフレームに組み込むことはできません。
また、インディビジュアルレンズなどの既定値を変更してレンズを再設計するレンズの場合、必ず計測しなければいけませんが、計測をしていないお店もあることがメガネ業界でも問題になっています。
Land&rutoでは数値の計測を必ず行っております。
メガネを購入する際は、プレフィッティング後に「前傾角」「そり角」「角膜頂点間距離」「アイポイント」の測定をしているのか販売員へ聞いてみてください。 - 近々両用メガネを使用している販売員がいる店舗を選ぶ
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近々両用メガネなどの累進レンズの使用感は、実際に近々両用メガネをかけてみないと良さはわかりません。
レンズメーカーからレンズ設計やレンズ性能の数値を教えてもらっていたとしても、それだけではレンズの良さを実感できない場合は多々あります。
一人ひとりの目の状態や見え方の好みはありますが、近々両用メガネを使用していない人より、近々両用メガネを実際に使用している人は近々両用メガネを深く理解しています。
Land&rutoの近々両用メガネの作り方
Land&rutoは完全予約制の眼鏡店です。見えやすいメガネを作るためには、視力測定だけでなく、お客様が視覚的に何に困っていて、どのように解決したいかを眼鏡屋側ができるだけ詳しく把握しないと難しいのが現状です。メガネ店で他にお客様のいる状態で眼の悩みについて話すことを躊躇する場合もあります。なので、Land&rutoでは一客一亭の完全予約制で営業しています。
見えやすいメガネの最低条件
メガネレンズは透明なのでわかりにくいですが、一番見えやすいポイントと、メガネに組み込んだ時に一番見えやすくなる既定の数値があります。見えやすい条件を満たしていないメガネは、見えやすさが低下しています。
- フィッティングポイント
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メガネレンズの一番見えやすいポイントをフィッティングポイントといいます。フィッティングポイントと眼の瞳孔中心の位置がずれればずれるほど見え具合は悪くなります。
- 既定の数値
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メガネレンズは商品ごとに、一番見えやすくなる数値である、メガネをかけた際のメガネフレームの「前傾角、そり角」メガネレンズまでの「角膜頂点間距離」が決まっています。
「見えやすい条件」に合わせてメガネフレームにレンズを組み込んでいない場合、メガネが完成した後にフィッティングをしたとしても、レンズを見えやすい位置へ調整することが大抵できません。
Land&rutoでは、メガネレンズ本来の見え方を提供するために、見えやすいメガネの条件を考慮してメガネフレームにレンズを組み込んでいます。
視力測定後にメガネフレームを選ぶと何がいいのか?
視力を測定することによって、眼の悩みに合わせた最適なレンズの種類をおすすめすることができます。
メガネレンズは商品ごとにメガネフレームに組み込む時の既定値や、メガネレンズの見えやすい範囲などが違います。
メガネレンズをもっとも見えやすい状態にする時には、メガネフレーム選びも重要です。
視力測定後にメガネフレームを選ぶことで、見えやすいメガネを作ることができます。
Land&rutoでは基本的に、視力測定をした後にメガネフレームを選んでいただいております。
メガネを組み立てる人と視力を測る人が一緒だと何がいいのか?
- 顔の形がわかっているとできること
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顔の形がわかっていると、レンズ本来の性能の見えやすいメガネを作ることができます。
メガネレンズには最も見えやすい状態になる既定値がありますが、メガネを作った後に既定値に合わせることは大抵できません。
顔の形がわかっていると、メガネを作る前のフィッティングとレンズの削り方を工夫することによって、メガネにレンズを組み込んだ時の角度を調節することができます。
顔の形がわかっていることで、メガネレンズを最も見えやすい状態にすることができます。 - 眼の動きのクセがわかっているとできること
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眼の動きのクセがわかっていると使いやすい近々両用レンズをおすすめすることができます。
近々両用メガネなどの累進レンズが使用されているメガネには度数が段階的に変化する累進帯という部分がレンズの中にあります。
累進帯の長さは複数あり、累進帯の長さによって近々両用メガネの使い心地は大きく変わります。
眼の動きのクセをわかっていると、最適な累進帯の長さをおすすめすることができるようになります。
Land&rutoは一客一亭をコンセプトに、視力測定からメガネの製作までを一貫して一人のスタッフが行っております。
取り扱う商品を厳選する理由
予約制の眼鏡店を始める前に、一般的な個人のメガネ店、大手上場企業のメガネ店、激安のメガネ店、コンタクトレンズクリニックなどで勤務してきましたが、どこで勤務していた時もクレームはありました。
メガネを大量に販売するビジネスモデルでは、時間効率が一番重要なので、クレームには返金するだけで、視覚問題を改善することは二の次でした。
時には、「他のメガネ店で見えやすいメガネを作ってもらえた」という声をいただいたとしても、ビジネスモデルを考えるとしかたがないと思っていました。
予約制の眼鏡店を始めて仕入れをコントロールできるようになってからは、「お客様の満足度にこだわり」、メガネを買ったけれどすぐに壊れたなどのクレームが起こらないような壊れにくい丈夫なメガネフレーム、価格上超えられなかった見えやすさの壁を超えるためのレンズの品質などにこだわって仕入れをしているので、一般的なメガネ店で取り扱っている安価な商品の販売はしていません。
メガネフレームのプライムラインはLand&rutoで取り扱っている商品の最安の価格ラインですが、福井県鯖江市で製造されているベータチタンを使用した信頼できるメガネフレームです。
店頭在庫レンズのない理由
Land&rutoでは店頭在庫レンズは取り扱っていません。
- 店頭在庫レンズだと、メガネフレームに合わせたレンズの最薄化ができない
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店頭在庫のメガネレンズは「薄型」「超薄型」など素材で薄さが変わりますが、メガネレンズそのものが薄くなるほど「色にじみ」が生じやすくなります。
特注レンズの中には薄型加工レンズがあり、レンズの薄さを変えずにメガネフレームの形状に合わせてメガネが完成した時のレンズの見た目を薄く見えるようにできるので、薄型レンズにすることによるメガネを通した視界の見え具合の変化を抑えることができます。 - レンズの劣化は製造されてから始まっている
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メガネレンズの平均寿命は2~4年で、レンズの劣化は製造されてからすぐに始まっています。
レンズの劣化の主な原因は、メガネを使用する上でのコーティングの消耗や、日常生活での紫外線ダメージや細かな傷ですが、経年劣化ももちろん劣化の原因です。店頭で保管されている間も劣化は進み続けます。 - 高品質なレンズに店頭在庫レンズはほとんどない
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最新のレンズ作製技術は、インディビジュアルレンズというレンズが一番見えやすくなる既定値を変更してレンズを再設計するレンズなど、一人ひとりに合わせてレンズを設計する段階にまで来ています。店頭でレンズを製造することはできないので、現在、高品質なメガネレンズを購入しようとするとほとんどの場合特注レンズになります。
メガネの価格について
メガネの価格は、一般的にはメガネ一式で2万円台から3万円台が中心となっていますが、Land&rutoではメガネ一式の価格はフレームとレンズの価格の合計となるため、一概に価格を固定することはできません。Land&rutoでメガネ一式を購入する場合、価格はフレームのデザインや素材、レンズの品質や特性によって変動しますので、予算や用途に応じて選ぶことができます。
店舗情報
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・〒 912-8133 石川県金沢市四十万町イ152
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Land&ruto店長
Land&ruto店長 北上寿一
石川県金沢市の完全予約制の眼鏡店 Land&rutoでメガネを販売しています。
メガネ専門店、大手チェーン店、コンタクトレンズ販売店を経て2005年開業。時代の流れに合わせて変化するメガネのニーズに対応するため日々努力しています。眼鏡作製技能検定 1級眼鏡作製技能士
運営会社情報
運営会社 | 有限会社北上 |
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