カラーレンズ

カラーレンズについて

最近のカラーレンズについて

近年、ファッションの中でクラシックフレームから小振りなサングラスの需要が増えてきています。特に薄いカラーレンズを使用する際には、眼鏡サイズに近いフレームが便利とされています。これは、よりナチュラルな印象を持たせやすいためです。初めてサングラスを試す人や、濃いレンズのサングラスが苦手な人にも、薄いカラーレンズのサングラスは試してみる価値があります。

メガネとサングラスの違い

多くの人がメガネとサングラスを別のアイテムとして認識しています。その最大の違いは、目が透けるか透けないかという点です。サングラスは、強い日光から目を守るための道具として使用される一方、眼鏡は主に視力を補正するための道具として使用されます。

カラーレンズと既製品のサングラスの違い

カラーレンズとサングラスは、レンズの色が共通点として挙げられます。しかし、カラーレンズの魅力は、眼鏡店でのオーダーメイドが可能であることです。そのため、フレームは通常のメガネ用のものを利用することができ、また、視力の度数もメガネと同様にレンズに入れることが可能です。

視感透過率とカラー濃度

視感透過率は、レンズがどれだけ光を通すかの割合を示すものです。数字が大きいほど、レンズは光をよく通します。これは可視光透過率とは異なる指標です。一方、カラー濃度は、レンズの染色の濃さを示すもので、濃度が高いほど、レンズの色が濃くなります。これにより、レンズの見た目や機能性が変わってきます。

カラーレンズの選び方と注意点

カラーレンズの視感透過率で選ぶ

カラーレンズを選ぶ際、デザインや色だけでなく、視感透過率という項目にも注意が必要です。視感透過率は、カラーレンズがどれだけの光を通すかを示す指標であり、この数値が高いほど多くの光が目に入ります。昼間の明るい環境でカラーレンズを使用する場合、視感透過率が10%程度以上のものが望ましいとされています。一方、夜間や薄暗い場所での使用を考慮する場合は、視感透過率が80%程度以上のレンズを選ぶことが推奨されます。特に、視感透過率が75%未満のレンズは夜間や薄暗い場所での使用には向いていないとされています。しかし、運転や路上での使用に関しては特別な注意が必要です。視感透過率が低すぎるレンズは、特定の色の認識が難しくなる可能性があり、信号を誤認するリスクが高まります。具体的には、視感透過率が8%以下のレンズは昼間の運転や路上での使用には不適切とされています。また、信号の色を誤認する可能性があるカラーのレンズも避けるべきです。総じて、カラーレンズを選ぶ際には、自分のライフスタイルや使用する環境を考慮し、視感透過率をしっかりとチェックすることで、安全かつ快適に利用することができます。

カラーレンズの濃度で選ぶ

カラーレンズの選び方には「濃度」が大きなポイントとなります。主に「10%」「15%」「25%」「35%」「50%」の濃度で販売されており、15%の濃度はビジネスシーンに適しています。濃度が高いレンズは個性的なファッションアイテムとしての側面が強く、自分の肌や髪の色との調和を考慮して選ぶことが推奨されます。

以下の記事ではカラーレンズの濃度について詳しく紹介しています。

カラーレンズを使用用途で選ぶ

カラーレンズは単に外見を華やかにするだけでなく、疲れた顔を元気に見せたり、若々しい印象を与える効果があります。その心理的作用は、さまざまな場面で大きな効果をもたらします。また、色による視覚のサポートや疲労軽減などの身体的な効果も期待できるのです。特にスマホやPC、ゲームをよくする方には、グリーン系のレンズがおすすめです。これは色の収差を整えて視界をクリアにする効果があるためです。また、ブラウン系のレンズは、ブルーライトのカット効果があり、PC作業やスマホの使用による目の負担を軽減してくれます。日常生活におけるレンズ選びは、目の健康を保つ上で非常に重要です。一方、ドライブをする際には、グレー系のレンズが日中の強い日差しを平均的に吸収し、グリーン系は長時間の疲労を軽減する効果があります。そして、夕方や夜間のドライブに特に適しているのがブルー系のレンズで、対向車のヘッドライトの光を軽減する効果がありますが、選択する際には光量を十分に考慮することが重要です。アクティブにアウトドアを楽しむ方、例えばサイクリングやランニングをする方には、グレー、グリーン、ブルー系のレンズがおすすめです。特にブルー系のレンズは、路面からの強い反射光を抑える効果があり、青空や青い海をより鮮やかに感じさせてくれます。ウィンタースポーツをする際には、イエローやピンクのレンズが適しています。これらの色は、曇りや雨、ゲレンデでの視界を明るくし、地形の変化を容易に認識できる効果があります。しかし、晴天時の眩しさをカットする効果は少ないため、状況に応じてレンズを使い分けることを推奨します。カラーレンズの色や機能をうまく活用することで、さまざまな場面での視覚体験が向上し、より快適な日常を送ることができるでしょう。

以下の記事ではカラーごとのカラーレンズの効果について詳しく紹介しています。

カラーレンズのUVカット率を確認する

カラーレンズを選ぶ際、デザインや度数だけでなく、UVカット率もしっかりと確認しましょう。UV(紫外線)は目には見えない光ですが、その影響は決して軽視できません。過剰な紫外線は目の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、カラーレンズでもUVカット率の確認が非常に重要となります。また、レンズの度数が適切でないと、カラーレンズの効果が正しく得られず、目の負担が増加することも考えられます。適切なカラーレンズの選択と使用のためには、眼科での定期的な検査と処方を受けることを強く推奨します。正しい知識と適切な処方に基づいたカラーレンズの使用で、目の健康を守りましょう。

カラーレンズのメリット・デメリット

偏光レンズは、屋外活動や日常生活での視界をクリアに保つ能力があり、目の疲れを軽減する効果があります。特にアウトドアやスポーツではその効果を実感できます。しかし、水や熱に敏感なため、適切なケアが必要です。

以下の記事ではカラーレンズのメリットとデメリットを詳しく紹介しています。

カラーレンズで快適な視生活を

カラーレンズにはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。使用目的に合ったカラーレンズならメリットに、使用目的と合致していなければデメリットに感じることもありますが、特徴を理解し適切なカラーレンズを選ぶとこで満足のいくカラーレンズを手に入れることができます。あなたに合ったカラーレンズが見つかることを心から願っています。

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Land&ruto店長 北上寿一

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