
Land&rutoオリジナルコラム


北上 寿一
Land&ruto店長
遠近両用メガネ選びは「視力」より「店力」。店舗次第で、見え方も人生も変わります。


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遠近両用メガネは、1本で「遠く」と「近く」両方の視力に対応できる便利なメガネです。
しかし、通常のメガネよりレンズ設計が複雑なため、「どのお店で買えば自分にぴったりの仕上がりになるのか」と悩む人が少なくありません。
さらに、お店によって価格設定やアフターサービスが大きく異なるため、「なるべく安く買いたい」「ブランドフレームが充実しているお店が良い」「技術力のある信頼できる店を選びたい」など、何を優先するか迷う方が多いのが現実です。
遠近両用メガネは慣れるまでに時間がかかる場合があり、購入後に調整やフィッティングをしっかり受けられるかどうかも重要なポイントです。
このような事情から、お店選びはさらに難しく感じられるのです。
この記事では、遠近両用メガネを「どこで買うのが良いのか」を徹底的に解説し、店舗を選ぶ際のポイントを整理しています。具体的には以下の内容を紹介します。
- 店舗タイプ(ロープライス店・統一価格店・チェーン店・個人店・コンセプト店)ごとの特徴とメリット・デメリット
- レンズメーカーの基本知識と、それぞれの強み
- 価格重視、ブランド重視、技術重視など目的別におすすめの購入方法
- スムーズに慣れるためのポイントや後悔しないための注意点
これらの情報を通じて、あなたのニーズに合った遠近両用メガネを見つけるヒントが得られます。
ぜひ最後まで読んで、自分にぴったりの遠近両用メガネを最適な場所で購入するためのイメージをつかんでください。
そもそも遠近両用メガネとは?老眼鏡との違いを簡単チェック

遠近両用メガネの大きな特徴は、一枚のレンズに「遠くを見る部分」と「近くを見る部分」が組み合わされていることです。
具体的には、レンズの上の部分で遠くがはっきり見えるようになっており、下の部分では近くの文字や手元が見やすくなっています。
そのため、メガネを掛け替える手間がなくなり、外出時や日常生活で遠くから近くまでスムーズに視線を切り替えることができます。
一方、老眼鏡は近距離を見るためだけに設計されたメガネです。
読書や細かい作業には適していますが、遠くを見る際にはメガネを外す必要があります。
老眼鏡は単焦点レンズであるため、一度に遠くと近くをカバーすることができず、不便さを感じる人もいます。
遠近両用メガネは1本でさまざまな距離に対応できる便利なアイテムですが、慣れるまでには少し時間がかかります。
使い始めは視線の移動に戸惑ったり、足元が見えにくいと感じたりすることもありますが、ほとんどの人が2週間程度で快適に使えるようになります。
構造が複雑であるため、自分に合ったレンズ選びや正しいフィッティングが重要です。購入の際は、専門店や実績のある店舗でしっかり相談することがポイントです。
以下の記事では「遠近両用メガネと老眼鏡の違い」を詳しく紹介しています。


【徹底比較】遠近両用メガネはどこがいい?お店タイプ別の特徴

「遠近両用メガネをどこで買うか」を考える際に、代表的なお店のタイプを5つに分けてメリットとデメリットを整理しています。
お店の特性を理解してから選ぶと、失敗や後悔を防ぎやすくなるでしょう。
メガネ屋さんは「JINS」「Zoff」「眼鏡市場」「OWNDAYS」「パリミキ」「和真」「メガネの愛眼」「富士メガネ」「メガネの相沢」「キクチメガネ」などたくさんありますがメガネ屋さんのタイプを「ロープライス店」「統一価格店」「チェーン店」「一般個人店」「コンセプト店」の5タイプに分け、重視するポイントに分けてオススメの店舗タイプを紹介します。
また中近両用メガネのおすすめのお店については以下の記事で詳しく紹介しています。
ロープライス店:とにかく安さ重視ならココ
【メリット】
- 価格が手頃で購入しやすい
フレームとレンズがセットで5,000円〜1万円前後とリーズナブル。初めて遠近両用メガネを試してみたい方や、費用を抑えたい方に最適です。 - 流行デザインのフレームが充実
若い世代向けの店舗が多く、最新のファッションに合ったおしゃれなフレームを豊富に取り揃えています。 - 仕上がりまでが早い
当日〜数日程度で完成する場合が多く、急いでメガネが必要な時にも便利です。
【デメリット】
- レンズの種類が少ない
標準的なレンズのみ取り扱う店舗が多く、度数が強い場合や特別な設計のレンズを希望する場合、対応できないことがあります。 - スタッフの技術や知識に差がある
遠近両用メガネはフィッティングや度数調整に高い技術と経験が必要ですが、スタッフによって対応に差があるため、丁寧な説明や適切な調整を受けられないこともあります。
統一価格店:追加料金なしで遠近両用メガネを作りたい
【メリット】
- 価格が明確で分かりやすい
「フレーム+レンズセットで〇〇円」といった明朗な価格設定が特徴です。基本的なオプションが最初から含まれていることもあり、予算が立てやすく安心です。 - 一定の品質を確保しやすい
基本的な薄型レンズやUVカット加工など、一般的に必要とされる機能がセット価格に含まれていることが多く、品質面で大きな心配がありません。
【デメリット】
- レンズの選択肢が限られる場合がある
統一価格という性質上、すべての高機能レンズが選べるとは限りません。一部の特殊なレンズや高度なオプションは追加料金が発生することもあります。 - スタッフの専門性に店舗差がある
店舗ごとにスタッフの経験や専門知識に差があり、特に遠近両用メガネについて詳しく相談できるかどうかは店舗によって異なります。
大手チェーン店:幅広いラインナップ&サービスを求める人向け
【メリット】
- 幅広い価格帯と豊富な品揃え
手頃な価格帯から高価格帯まで、多種多様なフレームやレンズを取り扱っています。ブランド品も充実しており、自分の予算や好みに合わせて選べます。 - 充実したサービスやお得なキャンペーン
遠近両用メガネのセット割引など、独自のキャンペーンを定期的に実施しています。また、保証や交換制度が手厚いチェーンも多く、安心感があります。
【デメリット】
- 店舗ごとのスタッフの技術差
大手チェーンであっても、店舗やスタッフによって接客やフィッティングの技術力にばらつきがあります。 - 高級品は価格が割高になりやすい
品揃えが豊富である分、高級レンズやブランドフレームを選択すると予算が大きくなりがちです。
個人店:プロのフィッティングで満足度アップ
【メリット】
- 丁寧で精度の高い測定・フィッティング
店主やスタッフが長年の経験を持つ専門家である場合が多く、遠近両用メガネ特有の「度数調整」や「視野の歪み」といった問題にも細やかに対応してもらえます。 - 独自ブランドや珍しいフレームの取り扱い
大手チェーン店では手に入りにくい、こだわりのある独自ブランドや職人が作った希少なフレームを扱っていることがあります。
【デメリット】
- 価格がやや高くなりがち
安さよりも専門的な技術や質の高いサービスを重視しているため、チェーン店と比較してセット価格が高くなる傾向があります。 - 店舗が少なく、立地が不便なこともある
店舗数が限られているうえに、家賃が高い都心部や自宅から遠い場所にあることも多く、気軽に通いにくい場合があります。
コンセプト店:ブランド重視・こだわり派におすすめ
【メリット】
- 特定のブランドやデザインにこだわれる
有名ブランドの直営店や高級フレーム専門店など、特定のブランドやデザイン性に特化しています。ファッション性や個性を重視する人に適した品揃えが魅力です。 - 専門知識が豊富なスタッフが多い
取り扱うブランドやコンセプトについて深い知識を持つスタッフが多く、専門的なアドバイスや情報を得られる可能性が高いです。
【デメリット】
- 品揃えが限定的で価格が高め
特定ブランドに絞っているため、一般的なメガネ店より選択肢が少なくなります。また、高級ブランドを扱うことが多いため、価格帯も高めに設定されています。 - 店舗数が少なくアクセスしづらい
都市部の中心地やショッピングモールの一部など、限られた場所にしか店舗がないため、住んでいる地域によっては訪問しにくいという課題があります。
自分に合った店舗選びのポイント
- とにかく安さ重視
→ ロープライス店で検討。ただし、スタッフの技術力は必ず確認しましょう。 - 価格も品質もバランス良く
→ 統一価格店やチェーン店で、自分の条件に合ったレンズを探しましょう。 - 技術や丁寧な調整を求めるなら
→ 個人経営の眼鏡店が安心です。 - ブランドやデザインにこだわりたい
→ コンセプトショップやブランド豊富なチェーン店がおすすめです。
遠近両用メガネは、購入してすぐ快適に使えるとは限りません。
そのため、購入後の調整やアフターケアを受けやすい店舗を選ぶのも重要なポイントです。
自分が「価格」「デザイン」「技術力」などのどこを優先したいかを明確にすると、お店選びがスムーズになります。
遠近両用メガネのおすすめレンズメーカー
遠近両用メガネを選ぶ際には、レンズメーカーの違いも重要なポイントです。
メーカーごとにレンズ設計やコーティング技術が異なり、視界のクリアさや歪みの少なさなど、見え方に差が出ます。
そのため、自分がどのような場面で使いたいのか、どんな掛け心地を求めるのかに合わせて、適切なメーカーを選ぶことが大切です。
遠近両用メガネのレンズメーカーは数多く存在しますが、その中でも特におすすめのメーカーが5つあります。
「カールツァイス株式会社」「セイコーオプティカルプロダクツ株式会社」「HOYA株式会社」「株式会社ニコン・エシロール」「東海光学株式会社」、それぞれが独自の技術と特長を活かして高品質な遠近両用眼鏡レンズを提供しています。
カールツァイス(ZEISS)
遠近両用レンズのメーカー選びで特におすすめしたいのが、ドイツを代表する一流ブランド『ZEISS(カールツァイス)』です。
170年以上の歴史を持つZEISSは、光学技術のパイオニアとして世界的に知られています。
ZEISSはカメラレンズや、アポロ計画の月面撮影に使用されたレンズなど、数々の革新的な製品を生み出してきました。
特に顕微鏡の分野では、物理学や医学の研究者から高く評価され、20人以上のノーベル賞受賞者にも愛用されています。
カメラレンズや顕微鏡のほか、医療機器やプラネタリウムなど、幅広い分野でその技術力が発揮されています。
ZEISSは世界有数の眼鏡レンズメーカーとしても知られ、日本国内でも限られた専門店のみが取り扱う限定レンズが提供されています。
ZEISSのレンズは超低反射で明るくクリアな視界を実現し、長時間使用しても目が疲れにくいと高評価を得ています。
これは、ZEISS独自の高度な技術力と豊富な経験が生み出す品質の証です。
さらに、ZEISSは特許技術であるフリーフォーム技術を駆使し、オーダーメイドの遠近両用レンズを製造しています。
お客様の視力だけでなく、目の位置やメガネフレームのサイズ・形状まで細かく分析し、それぞれのユーザーにとって最適なレンズを作り上げています。
その結果、快適で自然な視界が得られ、視力の保護にも貢献しています。
セイコーオプティカルプロダクツ
セイコーオプティカルプロダクツ株式会社は、遠近両用レンズにおいて特におすすめのメーカーです。
同社は1964年にレンズ製造を開始した老舗メーカーで、遠近両用レンズにありがちな「歪み」や「視界の揺れ」を軽減する技術に優れています。
特に注目すべきポイントは、日本で初めてプラスチック製レンズを開発し、それまでの「メガネは重たい」という常識を覆したことです。
このおかげで、長時間かけていても疲れにくく、快適な視界が得られるようになりました。
使用シーンやライフスタイルに合わせて個別に最適化する「テーラーメイド累進レンズ」は、多くの消費者から高い評価を得ています。
さらに、同社は腕時計メーカーとして培った精密技術を生かし、「クロスサーフェス設計」という独自技術を採用。
これにより、視野が広がり、自然で快適な見え方を実現しています。
そのほかにも、「インディビジュアル」という個別の視力補正技術によって、Active Focus(活動的なシーン向け)、Multi Focus(多様な用途向け)、Relax Focus(リラックス時向け)など、一人ひとりの視力ニーズに細かく対応できるレンズも提供しています。
これらの特長を考えると、セイコーオプティカルプロダクツは遠近両用レンズを選ぶ際に、非常に魅力的で信頼できるメーカーといえるでしょう。
HOYA
HOYA株式会社は遠近両用レンズのメーカーとしておすすめです。
1941年に創業したHOYAは、光学機器やガラス製品の製造を手がけ、1962年からはメガネレンズの製造を開始。
50年以上にわたる豊富な実績があり、高い信頼性と品質を誇る業界の老舗メーカーです。
特に評価されているのが、日本で初めて発売した「境目のない累進多焦点レンズ」です。
視野が広く歪みが少ないため、遠近両用メガネとして快適な見え方を実現しています。
一人ひとりの視力や生活スタイルに合わせたオーダーメイドの「両面複合設計レンズ」など、高品質な製品づくりに力を入れています。
さらにHOYAは、クリスタルガラスや光学用ガラスの製造・販売においても豊富な経験を持ち、その高い技術力が製品の品質や信頼性につながっています。
製品ラインナップも充実しており、幅広く快適に見える「フィールド」、中間距離や近距離に特化した「シティー」、室内での使用感を重視した「ルーム」など、さまざまな用途に対応できるのも魅力です。
このように、HOYA株式会社は品質の高さ、優れた技術力、豊富な選択肢から、遠近両用レンズをお探しの方にぜひおすすめしたいメーカーです。
ニコン・エシロール
遠近両用レンズはメーカーによって品質や性能に大きな差があります。
その中でも特におすすめなのが「株式会社ニコン・エシロール」です。
ニコン・エシロールは、日本を代表する光学機器メーカーのニコンと、フランスの大手レンズメーカー・エシロール社が共同で設立した企業です。
特に「バリラックス」という遠近両用レンズで世界的に知られ、その品質と性能は高く評価されています。
この会社の大きな特徴は、一人ひとりの顔の形状や視力、生活スタイルに合わせて設計する「フルオーダーメイド」の累進レンズを提供していることです。
個別の情報に基づいて作られたレンズは、レンズ本来の性能を最大限に引き出し、快適な視界を実現します。
ニコンはカメラのイメージが強いメーカーですが、その優れた光学技術はメガネレンズにも活かされています。
特に「ニコン収差フィルター面」を採用することで、レンズ特有の揺れや歪みを軽減し、装着時の違和感を最小限に抑えています。
さらに、スマートフォンを頻繁に使う現代のライフスタイルにも最適です。
視野が広く、素早くピントが合う設計なので、スマートフォンを見る際も非常に快適です。
このような特徴から、品質や快適性を重視する方には「株式会社ニコン・エシロール」の遠近両用レンズを強くおすすめします。
東海光学
遠近両用レンズをお考えの方には、1939年創業の「東海光学株式会社」がおすすめです。
同社は日本で唯一の眼鏡レンズ専門メーカーとして、高い技術力と安定した品質で多くのお客様から信頼されています。
東海光学の大きな特徴は、最新の脳科学を取り入れたメガネレンズを開発していることです。
視覚的な見やすさと快適さに徹底的にこだわり、一人ひとりの視力や視覚環境に最適なレンズ設計を実現しています。
脳科学の観点から開発されたこれらのレンズは、視覚体験を向上させるだけでなく、網膜の健康維持にも役立つよう工夫されています。
実際に東海光学のレンズを使った方々からは、その性能や快適性について高い評価が寄せられており、「違いを実感した」という声も多くあります。
遠近両用レンズを選ぶ際に大切なのは、「快適な視界」と「目の健康維持」を両立すること。
東海光学株式会社はその優れた技術力で、遠近両用レンズの新たな可能性を追求し続けています。
遠近両用メガネの使い心地は、メーカーごとの独自技術や設計思想によって大きく変わります。
どのメーカーが自分に合っているかは、日常生活のスタイルやメガネの着用時間、どのような作業で使うかによって違ってきます。
そのため、店舗スタッフとよく相談しながら、自分に最適なレンズを選びましょう。

用途・予算別に考える「遠近両用メガネはどこがいい?」

コスパ優先派が選ぶべきお店タイプ
- ロープライス店
価格を最重視して購入したい人には、ロープライス店が最適です。レンズとフレームのセット販売が一般的で、初期費用を大きく抑えることができます。ただし、レンズの選択肢が限られていることや、スタッフの技術に差があるため、複雑な度数調整が必要な人は注意しましょう。 - 統一価格店
「品質と価格のバランスを重視したい」という方には統一価格店がおすすめです。薄型レンズなどを追加料金なしで選べる店舗もあり、予想外の費用増を防げます。一方、最新の高機能レンズを希望する場合は、選べる種類が限られていることがあるので、事前に確認が必要です。
ブランド・デザインを妥協しないならこのお店
- ロープライス店/統一価格店(トレンドフレーム)
流行のデザインを手軽に取り入れたい人は、ロープライス店や統一価格店でも満足できるフレームが多数あります。気軽に買い替えられる価格帯で多彩なデザインが揃っていることも魅力です。 - チェーン店/コンセプト店/個人店(ブランドフレーム)
特定のハイブランドや個性的なデザインを求めるなら、チェーン店、コンセプト店、個人店が向いています。公式ライセンスを持つ店舗なら、最新モデルや限定品など満足度の高いフレームを選べます。
技術・アフターケア重視ならここをチェック
- 評判の良いチェーン店
全国展開している大手チェーン店は、最新型の遠近両用レンズを豊富に取り扱っている店舗もあり、調整やクリーニングなどのアフターケアも充実しています。定期的なスタッフ研修を行っている店も多く、技術面でも信頼できます。 - 個人店(街のメガネ専門店)
専門知識と経験豊富なスタッフが、一人ひとりに時間をかけて丁寧に測定やフィッティングを行います。価格は高めになる傾向がありますが、長く使える品質の良いメガネを求めるなら、コストに見合った価値が十分にあります。
価格を重視するのか、ブランドやデザインを優先するのか、あるいは技術力やサポートの充実を求めるのか。
自分のライフスタイルや優先順位を明確にすることで、最適な店舗タイプが自然と見えてきます。

遠近両用メガネの慣れ方と後悔しないポイント

慣れるためのステップとポイント
(1)まずは室内で視線移動の練習を
遠近両用メガネを使い始めたら、最初は座った状態で視線をゆっくり上下左右に動かし、レンズのどの部分で遠くや近くが見やすくなるかを確認しましょう。読書やパソコン作業など、静かで動きの少ない活動から始めると、違和感なく慣れやすくなります。
(2)歩行や階段の昇降に慣れる
視線移動に慣れてきたら、次は室内で歩いたり、階段を昇り降りしたりしてみましょう。足元を見るときに、最初は距離感がつかみにくい場合があります。安全のために手すりを使いながら練習を続けることで、徐々に自然な視界を得られるようになります。
(3)徐々に使用時間を延ばす
最初から長時間使用すると目の疲れやめまいなどを感じることがあります。初めは1日1~2時間程度から始め、徐々に使用時間を延ばし、最終的に日常生活のほとんどの時間を遠近両用メガネで過ごせるように慣らしていきましょう。通常、2週間~1ヶ月ほどで多くの人が自然に使えるようになります。

後悔しないために押さえるべきポイント
(1)正確な測定とフィッティングを行う店舗を選ぶ
遠近両用メガネは視線の位置や瞳孔の高さなど、精密な測定が重要です。測定やフィッティングの経験が豊富なスタッフがいる店舗を選びましょう。わずかなズレでも快適さに影響するため、慎重な選択が必要です。
(2)フレームは上下幅に注意する
遠近両用レンズは上部が遠くを見る部分、下部が近くを見る部分と分かれています。そのため、上下幅が極端に狭いフレームを選ぶと不便さを感じることがあります。デザイン性だけでなく、実用性も重視してフレームを選びましょう。
(3)ライフスタイルに合ったレンズ設計を選ぶ
遠近両用レンズには、遠方重視・中間距離重視・近方重視などさまざまなタイプがあります。普段の生活の中で特に見ることが多い距離(例えばパソコン作業、運転、趣味や家事での手元作業など)を明確にして、スタッフと相談しながら最適なレンズ設計を選ぶことで、後悔を防げます。
(4)アフターケアによる微調整を活用する
使い始めて違和感が続く場合は、無理せず早めに店舗で度数やフィッティングの調整をしてもらいましょう。遠近両用メガネはちょっとした調整で大きく使い心地が改善されます。定期的にメンテナンスを行えるお店を選んでおくと安心です。

慣れるまでの期間や使い方は個人差がありますが、上記のステップを参考にしながら調整を行えば、大半の方が快適に遠近両用メガネを使いこなせます。
購入時の測定やフィッティング、アフターケアを大切にして、自分のライフスタイルに合ったメガネを選びましょう。
遠近両用メガネ どこがいい?最終的に自分に合うお店を見つけよう
遠近両用メガネは、1本で遠くから手元まで見える便利なアイテムですが、購入先やレンズの種類、価格帯など選択肢が多く、迷ってしまいがちです。
そんなときに大切なのは、「自分が何を一番重視するか」を明確にすることです。
例えば、予算を重視するなら、ロープライス店や統一価格店。
ブランドやデザインを優先したいなら、チェーン店やコンセプト店。
技術力やアフターサービスを重視したいなら、熟練のスタッフがいる個人店や、口コミ評価の高いチェーン店を選ぶと良いでしょう。
また、遠近両用メガネは購入後の調整も重要です。
初めて使う方は、慣れるまで2週間~1ヶ月程度かかることもあります。
そのため、こまめにメガネ店でフィッティングを受け、視線移動や足元の見え方など、気になる点があればすぐに調整してもらいましょう。
店舗によっては無料で再調整や度数確認をしてくれるところもあります。
最終的に「自分にぴったりの遠近両用メガネ」を見つけるには、自分のライフスタイルや好みに合ったレンズ・フレーム選びだけでなく、丁寧なアフターケアを提供しているお店選びも欠かせません。
この記事を参考にしながら、予算や用途、デザインの好みなどを整理して、理想的な遠近両用メガネを探してみてください。
うまく活用できれば、毎日の生活が今よりもっと快適になるはずです。
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遠近両用メガネは遠くから手元までがはっきりと見えるメガネです。

中近両用メガネは4m程先から手元までをはっきりと見えるメガネです。

近々両用メガネは1m程先から手元までがはっきりと見えるメガネです。

老眼鏡は手元の視野が広く、長時間手元を見る場合に最適です。
店舗情報

Land&ruto
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Land&ruto店長

Land&ruto店長 北上寿一
石川県金沢市の完全予約制の眼鏡店 Land&rutoでメガネを販売しています。
メガネ専門店、大手チェーン店、コンタクトレンズ販売店を経て2005年開業。時代の流れに合わせて変化するメガネのニーズに対応するため日々努力しています。眼鏡作製技能検定 1級眼鏡作製技能士
運営会社情報
運営会社 | 有限会社北上 |
住所 | 石川県金沢市四十万町イ152番地 |
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