中近両用メガネで運転するのが危険な理由

中近両用メガネでは運転はできない

中近両用メガネでは運転ができません。
運転中には、遠方の情報を迅速かつ適切に判断することが必要であり、安全な運転には遠くの視界が十分に見えることが不可欠です。
しかし、中近両用メガネは室内での使用を想定して設計されているため、最大でも4メートル先までしか見えません。
これでは、遠くの標識や他の車両の動きを把握するのが難しく、安全な運転は不可能です。

日本の道路交通法第23条では、運転の適性試験として「視力」「色覚」「深視力」「聴力」「運動能力」の5つが定められており、視力に関しては視力検査によって確認されます。
運転免許の視力検査では、裸眼、遠く用メガネ、遠近両用メガネ、コンタクトレンズなど、視力を矯正する方法は問われません。
ただし、一般矯正視力を含む視力が0.7以上(免許の種類によっては0.8以上)であれば合格とされますが、中近両用メガネではその基準を満たすのは難しいです。

中近両用メガネは運転に適していませんが、外出時に全く使用できないわけではありません。
スーパーマーケットなどの室内で商品や値札を見る際には便利です。
4メートル先までしか見えなくても、安全が確保されている室内では運転のような危険はありません。

安全を確保するためには、外出時に中近両用メガネだけでなく、遠く用のメガネや遠近両用メガネなど、複数のメガネを使用することが推奨されます。

運転をするなら中近両用メガネではなく遠近両用メガネで

中近両用メガネでは運転ができませんが、遠近両用メガネなら遠くも近くも見えるため、運転が可能です。
遠近両用メガネを使用すれば、車内のメーターやカーナビ、遠くの標識などを一つのメガネで見ることができます。
運転を快適に、安全に行うためには、遠近両用メガネの使用することがおすすめです。

以下の記事では遠近両用メガネでの運転について詳しく紹介しています。

中近両用メガネで運転するのが危険な理由・まとめ

中近両用メガネで運転することは非常に危険です。
中近両用メガネが4メートル程先までしか視認することができないためです。
運転を行う際には、遠くを見ることができるメガネ、例えば遠く用のメガネや遠近両用メガネを使用することが推奨されます。これにより、安全な運転環境を確保することができます。

中近両用メガネは使用用途が合っていれば非常に便利なメガネです。
例えば、室内での作業や、読書、パソコン作業などでは非常に有効です。
しかし、外出時に中近両用メガネを使用したい場合は、メガネを使い分けることが重要です。
運転時には適切なメガネに切り替えることで、視界を確保し、安全に運転することができます。

用途に応じたメガネの使い分けが、安全かつ快適な生活のために必要です。

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