中近両用メガネを快適に使い続けるための具体的な解決策をご紹介します。

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中近両用メガネで疲れる!

疲れる時に知ってほしい原因と解決策


中近両用メガネで疲れる原因

 中近両用メガネを使っていて疲れを感じる原因はさまざまですが、大きく分けると「使用用途の不一致」「慣れていないこと」「度数が合っていないこと」「フィッティングのズレ」の4つが考えられます。

中近両用メガネの使用用途と目的が合っていなくて疲れる

 中近両用メガネは、手元から約4メートル先までを快適に見ることができる便利なメガネです。

 ただし、遠くをはっきり見たり、手元を長時間見続けたりする用途には適していないため、無理に使用すると疲れてしまうことがあります。

 中近両用メガネは、視線を動かすことで見る距離が変化する構造になっています。

 そのため、手元を見る際は常に視線を下げなければならず、長時間続くと首や肩に負担がかかり、疲れを感じやすくなります。

 もし手元作業が長く続く場合には、視線を下げずに手元をはっきり見られる老眼鏡を使うと、疲れが軽減され快適に過ごせます。

 メガネの使用用途や目的に合っていないと疲れや不快感の原因になります。

 メガネを新しく購入するときは、自分の用途や目的を詳しくメガネ店のスタッフに伝えましょう。

 そうすることで、自分に合ったメガネを選び、快適な視界を保つことができます。

中近両用メガネにまだ慣れていないから疲れる

 中近両用メガネは、視線を動かすことで見える距離が変わる「累進レンズ」を使用したメガネです。

 1本で近くから遠くまで見ることができますが、初めて使う人や累進レンズに慣れていない人は、見たい距離に合わせて視線を調整することに少し時間がかかることがあります。

 中近両用メガネは、遠くを見る時はレンズ上部を、近くを見る時はレンズ下部を使います。

 そのため、慣れるまでは視線の調整で目や頭が疲れやすくなり、特に長時間の使用や頻繁な視線移動は負担になることもあります。

 一方、遠近両用メガネを使った経験がある人は、比較的スムーズに慣れることができます。

 初めて使う場合は、少しずつ使用時間を増やし、徐々に視線の動かし方に慣れていくのがポイントです。

 以下の記事では遠近両用メガネに慣れるコツを詳しく紹介しています。

中近両用メガネの度数が合っていないから疲れる

 中近両用メガネは、一人ひとりの眼の状態に合わせて作られますが、度数が合っていないと、無理に見ようとして目に負担がかかります。

 これは、目が常にピントを合わせようとして余計な力が入ってしまうためです。

 その結果、眼精疲労や頭痛、肩こりなどの症状が起こることがあります。

 こうした症状を防ぐためには、自分に合った適切な度数の中近両用メガネを使うことが重要です。

 眼科や専門店でしっかり検査を受け、目に最適な度数を選びましょう。

 適切なメガネを使うことで、快適に見えるだけでなく、目への負担も軽減できます。

中近両用メガネのフィッティングが合っていないから疲れる

 中近両用メガネのフィッティングが合っていないと、視界がぼやけたり、目が疲れたりといった不快感が起こります。

 中近両用メガネには、レンズの「フィッティングポイント」という位置があり、これが目の瞳孔の中心にぴったり合うように設計されています。

 このフィッティングポイントを基準として、レンズの上下には「累進帯」と呼ばれる度数が徐々に変化する部分があります。

 累進帯が視線の動きに合っていないと、はっきり見える距離がずれてしまい、視覚的な違和感や疲れを感じやすくなります。

 購入時にはフィッティングポイントを正確に合わせて作られますが、使っているうちにメガネがずれてしまうことも珍しくありません。

 このズレが原因で視界が悪くなり、長時間使うほど疲れやすくなります。

 こうした問題を防ぐには、定期的にメガネのフィッティングを確認し、必要に応じて調整することが重要です。

 適切なフィッティングで快適な視界を保ち、目の疲れを軽減しましょう。

中近両用メガネで疲れる時の解決策

 中近両用メガネを快適に使っていくためには、メガネの状態を定期的に見直し、自分の目やライフスタイルに合った調整を行うことが大切です。

 ここでは、中近両用メガネの快適さを保つための具体的なポイントをご紹介します。

中近両用メガネを再フィッティングしてもらう

 中近両用メガネを快適に使い続けるためには、再フィッティングが重要です。

 特に、メガネをかけると疲れを感じたり、違和感がある場合は、フィッティングがずれている可能性があります。

 フィッティングポイントが瞳孔の中心と合っていないと、視界がぼやけ、疲れやすくなります。

 再フィッティングを行ってメガネの位置を調整すると、かけ心地や視界が改善し、疲れを軽減できます。

 メガネは日常的な使用で自然に変形するため、定期的に購入した眼鏡店でメンテナンスを受けると、良好な状態を維持でき、長期間快適に使えます。

中近両用メガネの度数を変える

 中近両用メガネの度数が合っていないと、はっきり見ようとして目の周りに余計な力が入り、疲れを感じやすくなります。

 特に、長時間メガネを使う日常生活では、疲労感がより強く現れることがあります。

 このような場合は、度数が適切なレンズに交換すると、目の負担が軽減され、快適に使用できるようになります。

 度数の変化は自分では気づきにくいため、定期的に視力測定を受けて、現在使っている中近両用メガネの度数が合っているかを確認しましょう。

 定期的な測定によって、必要な度数の変更を早めに見つけ、適切な対応をすることが大切です。

中近両用メガネのグレードを変える

 中近両用メガネに使われる累進レンズは、揺れや歪みが生じるという特徴があります。

 特に加入度数が強くなると、これらの症状がより強く感じられるようになります。

 そのため、加入度数が高い場合にはレンズのグレードを上げることがおすすめです。

 レンズのグレードを高くすると、視界の揺れや歪みが軽減され、視野が広く感じられるようになります。

 もし視野が狭く感じたり、疲れやすさを感じたりしている場合は、レンズのグレードアップが視覚的な疲労を軽減する効果的な方法です。

 自分に適したレンズを選ぶことで、日常の視覚環境が改善され、より快適に過ごせるようになります。

中近両用メガネ以外のメガネを選択する

 中近両用メガネは、約4メートル先から手元までを自然に見ることができる便利なメガネですが、遠くの景色を見ることや、手元の作業を長時間行うことにはあまり向いていません。

 そのため、使用する場面や目的を明確にすることが快適に使うポイントになります。

 中近両用メガネは特に室内での使用に適しており、デスクワークや日常的な室内作業で力を発揮します。

 一方で、遠くの景色や屋外での使用を考えるなら遠近両用メガネが適しています。

 読書や細かい作業を長時間行う場合には、老眼鏡を使うと疲れにくく快適です。

 自分に合わないメガネを無理に使い続けると、目の疲れや違和感の原因になるため、購入前には自分の用途を明確にし、それをメガネ店のスタッフに伝えることが重要です。

 目的に合ったメガネを選ぶことで、より快適でストレスのない視生活を送ることができます。

中近両用メガネで疲れる時に知ってほしい原因と解決策・まとめ

 中近両用メガネは、使用目的や度数が適切であれば、通常は疲れを感じにくいものです。

 しかし、いくつかの要因で疲れや違和感を覚える場合があります。

 主な原因として、使用目的や度数設定が合っていないと、メガネの性能が十分に発揮されず、視界に違和感が生じることが挙げられます。

 フィッティングが不適切だと、メガネが正しく顔にフィットせず、視界がぼやけたり焦点がずれたりして、目が疲れやすくなります。

 購入時に問題がなかったのに後から疲れを感じる場合は、購入したメガネ店に相談しましょう。

 専門的なアドバイスや再調整により、症状が改善するケースが多くあります。

 メガネの汚れや歪みも見え方に影響するため、定期的なクリーニングやメンテナンスも重要です。

 さらに、時間とともに視力が変化することもあります。

 その場合は、新しい度数に合わせてメガネを作り直すことで、疲れや違和感が解消されます。

 中近両用メガネの疲れや違和感にはさまざまな原因がありますが、適切なメガネの使用、定期的なメンテナンス、専門家への相談が解決につながります。

 目の健康を維持するためにも、適切なケアを心がけましょう。

 また、以下の記事では中近両用メガネで気持ち悪いと感じる原因と解決策を詳しく紹介しています。

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