中近両用メガネで気持ち悪いと感じる原因
中近両用メガネのフィッティングポイントがズレている
中近両用メガネを使用していて気持ち悪いと感じる場合、その原因としてレンズのフィッティングポイントと眼の瞳孔中心の位置が合っていない可能性があります。
中近両用メガネには、フィッティングポイントという見えやすいポイントがあり、このポイントと瞳孔中心の位置が一致していることで、レンズ本来の見え方を体験することができます。
通常、メガネを作る際にはプレフィッティングやアイポイント測定を行い、購入時にはフィッティングポイントと眼の瞳孔中心の位置が正確に合うように調整されています。
しかし、メガネを使用しているうちに、フィッティングポイントと瞳孔中心の位置がズレてしまうことがあります。
このズレが生じると、見えにくさを感じたり、気持ち悪さを感じたりすることがあります。
このような問題が発生した場合は、メガネ店で再調整を行い、フィッティングポイントを再度瞳孔中心に合わせることが重要です。これにより、快適な視界を取り戻すことができるでしょう。
中近両用メガネの累進帯長が合っていない
中近両用メガネに使用されている中近両用レンズには、累進帯というレンズの度数が段階的に変化する部分があり、この累進帯の長さを累進帯長と呼びます。
通常、累進帯長は23.5mmですが、レンズの種類によっては変更することも可能です。
例えば、以前使用していた累進レンズの累進帯長が長い場合、累進帯長の短いレンズに変更すると、視線を動かしたときにレンズの度数が急激に変化するため、気持ち悪さを感じることがあります。
反対に、以前使っていた累進レンズの累進帯長が短い場合、度数の変化が緩やかであるため、視線の移動が大きくなることに違和感を感じることもあります。
したがって、中近両用メガネを新しく購入する際には、累進帯長が以前使用していた累進レンズと同じであるかどうかを確認することが重要です。この点に注意することで、新しい中近両用メガネを快適に使用することができます。
中近両用メガネが使用用途と合っていない
中近両用メガネは、主に室内での使用を想定してレンズが設計されています。
そのため、遠くを見ることが求められる場面では不向きです。
遠くを無理に見ようとすると、気持ち悪さや不快感を感じることがあります。
中近両用メガネのレンズには、見える距離に違いがあり、4メートル先まで見えるものや、2メートル先までしか見えないものがあります。
このように、遠くをはっきりと見ることができない分、近くの見え方に特化しています。
したがって、使用用途に合っていれば非常に便利ですが、適切でない場合はかえって不便に感じることがあります。
中近両用メガネを購入する際は、メガネ店の販売員にどのように使用するかを詳しく伝えることが重要です。
そうすることで、自分のライフスタイルや視覚的なニーズに合った最適なレンズを選ぶことができます。
中近両用メガネにまだ慣れていない
中近両用メガネにまだ慣れていない方にとって、その使用開始はしばしば違和感や気持ち悪さを伴うことがあります。
中近両用メガネに使用されているレンズは累進レンズと呼ばれ、視線を動かすことで見える距離を調整できる特性を持っています。
しかし、遠くを見るためのメガネしか使用したことがない場合や、これまでメガネをかけたことがなかった場合には、この新しいタイプのメガネに適応するまでに時間がかかることがあります。
初めて中近両用メガネを使用する際には、この違和感や気持ち悪さが一時的なものであることを理解し、徐々に慣れていくことが大切です。
中近両用メガネで気持ち悪いと感じた時の解決策
購入した眼鏡店で再フィッティングしてもらう
購入した眼鏡店で再フィッティングしてもらうことは、メガネの見え方を最適化するために非常に重要です。
メガネのレンズにはフィッティングポイントという部分があり、このフィッティングポイントと眼の瞳孔中心の位置が正確に一致している場合、レンズ本来の見え方を体験できます。
しかし、フィッティングポイントと眼の瞳孔中心の位置がズレた場合、見え方に違和感が生じることがあります。
特に、中近両用メガネを使用していて見え方に気持ち悪さを感じた場合、フィッティングポイントと眼の瞳孔中心の位置がズレている可能性があります。
このような場合には、購入した眼鏡店で再フィッティングやメンテナンスを受けることで、見え方が改善することがあります。
まずは、購入した眼鏡店に相談することをおすすめします。
専門スタッフがフィッティングのチェックを行い、必要に応じて再調整を行ってくれるでしょう。
これにより、メガネの見え方がより快適になり、日常生活での使用感が大幅に向上することが期待できます。
使用用途と合ったメガネを購入する
メガネには使用用途に合わせて様々な種類があります。
特に、中近両用メガネはその使用用途や目的によっては気持ち悪いと感じることがあります。
これは、中近両用メガネが主に室内での使用を想定してレンズを設計しているためです。
そのため、屋外での使用や手元を長時間見続ける場合には気持ち悪さを感じることがあります。
屋外での活動が多い場合には、遠近両用メガネが適しており、手元を長時間見る時には老眼鏡などの使用が推奨されます。
このように、使用用途によって最適なメガネは異なります。
したがって、メガネを購入する際には、メガネ店の販売員にどのような目的で使用するかを明確に伝えることが重要です。
そうすることで、使用用途に合った最適なメガネを購入することができます。
中近両用メガネの慣れ方を知る
中近両用メガネに使用されている中近両用レンズは、累進レンズという特別なレンズの一種です。
この累進レンズは、視線を上下に動かすことでピントの合う距離をスムーズに調整できるように設計されています。
同様に、遠近両用メガネにも累進レンズが使用されています。
したがって、中近両用メガネの慣れ方は遠近両用メガネの慣れ方と基本的に同じです。
以下の記事では遠近両用メガネの慣れ方について詳しく紹介しています。
中近両用メガネで気持ち悪いと感じる原因と解決策・まとめ
中近両用メガネを使用して気持ち悪さを感じる場合、まずは購入したメガネ店に相談することが重要です。
特に、フィッティングポイントと瞳孔の中心がずれていると、視界に違和感が生じることがあります。
このような場合、メガネ店で再度フィッティングを行うことで、ズレを修正し、快適な視界を得られる可能性があります。
また、メガネの度数があなたの視力に合っていない場合も、気持ち悪さの原因となることがあります。
多くの眼鏡店では度数変更の保証期間が設定されており、その期間内であればレンズを交換することで問題が解決することがあります。
まずはメガネ店に問い合わせてみましょう。
さらに、中近両用メガネは使用する環境や目的によって最適な設計が異なります。
そのため、メガネを購入する際には使用用途を明確にすることが重要です。
例えば、オフィスでのパソコン作業や読書など特定の用途に合わせた設計のメガネを選ぶことで、気持ち悪さを感じるリスクを減らすことができます。
以上のように、中近両用メガネで気持ち悪さを感じた場合は、まずメガネ店に相談し、フィッティングの見直しや度数の調整を行うことが大切です。
また、購入時には使用用途を明確にして適切なメガネを選ぶことで、快適な視界を保つことができます。
また、以下の記事では中近両用メガネで疲れると感じる原因などを詳しく紹介しています。
関連記事
中近両用メガネでの疲労感を解消!適切な使用方法、フィッティング、度数の調整の重要性を解説。快適な視力サポートのためのポイントを紹介します。
中近両用メガネ選びは、レンズ種類と加入度考慮が必須。価格、ブランド、品質を基準に適切な店選びが重要。
中近両用メガネの選択と使用感: レンズの種類、度数設定、使用用途の違いが見え方に大きな影響を与えます。適切な選択で快適な視界を実現。
遠近両用メガネは遠くから手元までがはっきりと見えるメガネです。
中近両用メガネは4m程先から手元までをはっきりと見えるメガネです。
近々両用メガネは1m程先から手元までがはっきりと見えるメガネです。
老眼鏡は手元の視野が広く、長時間手元を見る場合に最適です。
店舗情報
Land&ruto
・〒 912-8133 石川県金沢市四十万町イ152
・☎ 076-208-3312
・営業時間 9:30~19:00
・完全予約営業 不定休
金沢駅からLand&rutoへのアクセス
- 鉄道をご利用の場合
-
金沢駅~西金沢駅
IRいしかわ鉄道線 約3分西金沢駅~新西金沢駅
徒歩約2分新西金沢駅~四十万駅
北陸鉄道石川線 約15分四十万駅からLand&rutoまで徒歩約8分
- マイカーをご利用の場合
-
金沢駅からLand&rutoまで約20分
金沢駅へのアクセス
東京・名古屋・大阪・3大都市圏からいずれも約2時間30分
Land&ruto店長
Land&ruto店長 北上寿一
石川県金沢市の完全予約制の眼鏡店 Land&rutoでメガネを販売しています。
メガネ専門店、大手チェーン店、コンタクトレンズ販売店を経て2005年開業。時代の流れに合わせて変化するメガネのニーズに対応するため日々努力しています。眼鏡作製技能検定 1級眼鏡作製技能士
運営会社情報
運営会社 | 有限会社北上 |
住所 | 石川県金沢市四十万町イ152番地 |
郵便番号 | 921-8133 |
お問い合わせ先 | 076-208-3312 |