
Land&rutoオリジナルコラム


北上 寿一
Land&ruto店長
中近両用メガネを選ぶ際、お店によって、満足度が大きく変わります。あなたのニーズに合った眼鏡店を選ぶことが、快適な視生活を実現するポイントです。


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中近両用メガネを買う時におすすめの店
中近両用買うのにおすすめの店
中近両用メガネがおすすめの人の特徴

中近両用メガネは、老眼の度数が強くなった方に特におすすめです。
一般的な遠近両用メガネでは、老眼の度数(加入度)が強くなるほど手元の視野が狭くなり、見えづらさを感じる方が多くなります。
遠近両用メガネを使用していて手元の視野の狭さを感じ始めた場合には、中近両用メガネへの切り替えが効果的です。
中近両用メガネは遠くまではっきり見えないという欠点はありますが、約4メートル先から手元までを一本のメガネで広く見ることができます。
そのため、室内での仕事やパソコン作業、読書、料理などの近距離作業がより快適になります。
特に加入度が高く、手元の視野が狭くて困っている方に最適なメガネです。

中近両用メガネを選ぶときに気を付けたいこと

中近両用メガネを選ぶ際に特に注意したいのが、レンズの種類です。多くの人が、中近両用メガネのレンズは一種類だけだと誤解していますが、実際はメーカーによって多様なタイプのレンズが販売されています。
一般的な中近両用レンズは、加入度数(手元を見るための度数)が弱い場合は、ある程度遠くまで見ることができます。
しかし、加入度数が強くなると遠くの視界がぼやけてしまい、遠くを見ることは難しくなります。
一方で、中近両用レンズの中には「どの距離まで見えるか」を明確に設計したものもあります。
例えば、「4m先まで」や「2m先まで」といった具体的な距離に合わせたレンズを選べば、加入度数が強くなっても、設定した距離まではっきりと見ることが可能になります。
中近両用レンズには「グレード」があります。グレードが高くなるほど、同じ度数でも、はっきり見える視野が広がるという特徴があります。
一般的には、加入度数が強くなると視野が狭くなりがちですが、グレードを上げることで広い視野を確保することも可能です。
さらに、中近両用レンズには「累進帯」という、度数が徐々に変化する部分があります。
この累進帯の長さを「累進帯長」といい、この長さも選び方のポイントです。
累進帯長が長いレンズを縦幅の短いメガネフレームに入れると、レンズのはっきり見える範囲が狭くなり、十分な機能を発揮できない場合があります。
最近では累進帯長を調整できるレンズもあるので、フレームの縦幅に合わせて調整することが可能です。
ただし、累進帯長はメガネの使用感に大きく影響するため、購入時にはメガネ店でよく相談することをおすすめします。
中近両用メガネを選ぶときは、自分の使用目的や用途を明確にし、それに最適なレンズを選ぶことが重要です。

中近両用メガネを買う時におすすめの店の特徴

中近両用メガネは購入するお店によって、取り扱っている商品が大きく異なるため、どのお店を選べばよいか迷ってしまう方も多いでしょう。
実際、「見たいところがよく見えない」「遠くがぼやける」「レンズに見えにくい部分がある」といった不満を感じる方もいます。
お店選びで失敗しないためには、まず中近両用メガネに求める条件を明確にすることが大切です。
「価格が安いこと」「デザインやブランド」「品質の高さ」など、自分が重視するポイントをはっきりさせることで、適切なお店を絞り込めます。
メガネ店は「JINS」「Zoff」「眼鏡市場」「OWNDAYS」「パリミキ」「和真」「メガネの愛眼」「富士メガネ」「メガネの相沢」「キクチメガネ」など多数ありますが、これらは大きく分けて以下の5タイプに分類できます。
- ロープライス店
- 統一価格店
- チェーン店
- 一般個人店
- コンセプト店
ここから、自分が特に重視するポイントに合わせて最適な店舗タイプを選ぶのが、中近両用メガネ選びのコツです。
また、遠近両用メガネでどこで買うのがいいのかは以下の記事で詳しく紹介しています。

中近両用メガネのコストパフォーマンスを重視するならどのお店がおすすめ?

中近両用メガネを購入する際には、「コストパフォーマンス(価格と品質のバランス)」を考えることが非常に重要です。
目的や予算に応じて、最適なお店を選ぶことで、満足度の高い購入が可能になります。以下に、目的別のおすすめ店舗タイプをご紹介します。
1. とにかく安く購入したい場合
ロープライス店がおすすめです。
- 最大のメリットは価格の安さ。
- デメリットとして、レンズの種類が限定されることがありますが、価格重視の場合は大きな問題にはなりません。
2. ある程度品質が良くお得に購入したい場合
統一価格店やチェーン店がおすすめです。
- 統一価格店では薄型レンズも一定価格で提供され、レンズを薄くしたい場合にお得になることがあります。ただし、選べるレンズの種類は限られます。
- チェーン店は予算が2万円以上の場合に適しています。セット販売があり、用途に合わせてレンズの種類を選べます。ただし、選び方次第でお得感が変わります。
3. 使いやすさとコスパを両立させたい場合
自社で製造や開発を行う店舗がおすすめです。
- 製造工場を持つお店は中間コストが削減され、品質の良いメガネを比較的お得に購入できる可能性があります。
4. 高品質で長く使えるメガネを求める場合(予算10万円以上)
一般個人店がおすすめです。
- 特に郊外に位置し、少人数で経営している高級品店は、コスト削減がされているうえ、リピーターに支持されている場合が多く、質の高い商品をお得に手に入れられる可能性があります。
中近両用メガネ選びで大切なのは、自分のニーズに最も合った店舗を見つけることです。目的や予算に合わせて最適な店舗を選ぶことで、満足のいく購入ができます。
中近両用メガネのファッションやブランドを重視するならどのお店がおすすめ?

おしゃれなファッションやブランドを重視する場合、選ぶお店も重要になります。
流行を取り入れたファッションを重視する方には、「ロープライス店」や「統一価格店」がおすすめです。
特に「ロープライス店」は、若い世代をターゲットにした最新の流行に合わせてメガネフレームのラインナップを頻繁に入れ替えるため、常にトレンドを追いかけたい方に最適です。
価格も非常に安いため、気軽に新しいファッションを楽しむことができます。
「統一価格店」も流行を意識した品揃えを展開しているため、最新のトレンドを適度に取り入れたい方に向いています。
一方、特定のブランドを重視する場合は、「チェーン店」「一般個人店」「コンセプト店」がおすすめです。
ブランドの公式ホームページなどで取扱店を確認し、目的のブランドを取り扱っている店舗を選ぶとよいでしょう。
特に「コンセプト店」には、一つのブランドだけを専門的に扱うお店もあり、ブランドのファンなら直営店のような特別感を味わえます。
ただし、取扱店でも商品数が限られている場合があります。
欲しい商品がすでに決まっている場合は、来店前に店舗へ問い合わせをして、在庫を確認することをおすすめします。
品質の高い中近両用メガネを買う時にどのお店がおすすめ?

品質の高い中近両用メガネを購入したい場合、店舗のタイプよりも、取り扱っているレンズの種類で選ぶことが重要です。
いくら品質が良くても、自分の使用目的や用途に合っていなければ、その良さを実感することはできません。
目的にぴったり合ったメガネを選ぶには、取り扱っているレンズの種類が豊富なお店を選ぶのがポイントです。
一般的に、中近両用レンズは加入度(手元を見るための度数)が強くなると、遠くがはっきり見える距離が短くなります。
例えば、約4m先までクリアに見たい場合、加入度が弱ければ多くのレンズで対応できますが、加入度が強くなると対応が難しくなります。
この場合、はっきりと見える距離を指定できるタイプのレンズが必要になります。
品質が高く、自分の用途に合った中近両用メガネを購入するためにも、お店で取り扱っているレンズの種類や特徴について詳しく尋ねてみることをおすすめします。
中近両用メガネを買うお店はどの地域がいいの?

中近両用メガネを購入する際は、自宅や職場などから通いやすく、定期的なメンテナンスが受けられる店舗を選ぶのがおすすめです。
中近両用メガネのレンズには、フィッティングポイントという最もよく見える位置があります。
このフィッティングポイントが瞳孔の中心とぴったり合っていると、レンズの性能を最大限に引き出すことができます。
一方で、日常的な使用の中でメガネは自然と少しずつ歪んでいき、フィッティングポイントがズレてしまうこともあります。
そのため、定期的に購入店で調整をしてもらうことで、快適な見え方を維持することが大切です。
もし頻繁にメンテナンスに通うのが難しい場合は、スペアのメガネを用意しておくことで、見えにくさが生じた際にも安心です。

中近両用メガネを買う時におすすめの店の特徴・まとめ
中近両用メガネを購入する際におすすめのお店は、メガネの使用目的によって異なります。
中近両用レンズは1種類だけだと思われがちですが、実際には複数のレンズメーカーから多くの種類が販売されています。
メガネ店で使用目的や生活シーンを詳しく伝えることで、自分にぴったりの中近両用メガネを選ぶことができます。
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遠近両用メガネは遠くから手元までがはっきりと見えるメガネです。

中近両用メガネは4m程先から手元までをはっきりと見えるメガネです。

近々両用メガネは1m程先から手元までがはっきりと見えるメガネです。

老眼鏡は手元の視野が広く、長時間手元を見る場合に最適です。
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Land&ruto店長 北上寿一
石川県金沢市の完全予約制の眼鏡店 Land&rutoでメガネを販売しています。
メガネ専門店、大手チェーン店、コンタクトレンズ販売店を経て2005年開業。時代の流れに合わせて変化するメガネのニーズに対応するため日々努力しています。眼鏡作製技能検定 1級眼鏡作製技能士
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