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メガネのネジが緩んだ時の対処法!

ネジを締めるための道具について


メガネのネジが緩んでしまった時の対処法

メガネのネジが緩んだ時の対処法には、自分でネジを締める方法とお店でネジを締めてもらう方法があります。

自分でネジを締める

 メガネのネジが緩んでしまった場合、正しい方法で締め直せば快適に使い続けられます。

 自分でネジを締め直すときには、次の点に注意しましょう。

 まず、メガネのネジに合った精密ドライバーを用意することが大切です。

 メガネのネジは非常に小さいため、サイズが合わないドライバーを使うとネジ山を傷つけてしまい、修理が難しくなります。

 必ずぴったり合うサイズのドライバーを選んでください。

 メガネは力や圧力に弱いため、作業は慎重に行いましょう。

 特に、ネジを締める際にドライバーが滑ってレンズを傷つけないよう注意が必要です。

 レンズを守るためには、レンズ部分を手で覆い、鼻あての外側を持って作業すると安全です。

 メガネのネジ締めは難しい作業ではありませんが、適切な道具を使い、慎重に行うことがポイントです。

眼鏡店でネジを締めてもらう

 メガネを長く快適に使うためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。

 特にネジの緩みは、見え方やかけ心地に大きく影響するため、メガネ専門店でプロによる点検や締め直しを受けることをおすすめします。

 専門店では、ネジを締める際にネジ山を傷つける心配がなく、緩み止めの処置も施されるため、自分で締めるより長期間ネジが緩みにくくなります。

 多くのお店ではネジの締め直しや調整は無料ですが、特殊な蝶番ネジやブランドのロゴが入ったネジ、溝が潰れてしまったネジなどの場合は、500円〜3,000円程度の費用がかかることがあります。

 ネジを抜き取るような複雑な修理や部品交換が必要な場合、フレーム価格の半額以上の修理費がかかることもあり、修理に数日かかる場合もあります。

 通常、ネジ締めの作業は5分ほどで終わりますが、特殊なネジや外しにくい状態の場合は、より長い時間を要することがあります。

 ネジが緩む主な原因は、皮脂や汚れ、汗などによる錆び付きです。

 こまめな拭き取りや超音波洗浄を行うことで、これらの問題を予防できます。

 すでに問題が起きている場合は、プロの修理が最も確実な解決策です。

 定期的にメガネ専門店で点検とメンテナンスを受けることで、メガネをより快適に、そして長く使用でき、本来の視力矯正機能を最大限に活かせます。

 ネジの緩みを感じたら、まずは購入したお店に相談しましょう。

メガネのネジを締めるための道具

 メガネのネジを締めるには、精密ドライバーが必要です。

 メガネのネジは非常に小さいため、それに対応した小型の精密ドライバーを使用しましょう。

 精密ドライバーはホームセンターや工具店、ネットショップで購入できます。

 メガネフレームにはさまざまな長さや太さのネジが使われているので、複数サイズが揃ったドライバーセットを選ぶのがおすすめです。

 ネジが頻繁に緩む場合は、ネジの緩み止め剤を使うと効果的です。

 ネジの先端に少量の緩み止め剤をつけて締めるだけで、緩みにくくなります。

 緩み止め剤もホームセンターや工具店、ネットショップで手軽に入手できます。

 ネジを強く締めてもすぐ緩んでしまう場合は、一度試してみてください。

メガネのネジを自分で締める時に知っておきたいこと

メガネのネジについて

 メガネの構造において、ネジは非常に重要な役割を果たしています。

 ネジの数や種類は、フレームやレンズのタイプによって異なります。

 例えば、鼻パッドがないプラスチック製フレームの場合は、フレームとテンプル(耳にかける部分)の接続部にそれぞれ1本ずつ、合計2本のネジが使われます。

 鼻パッド付きフレームでは、テンプルとの接続部に左右各2本、鼻パッド部分に左右各1本ずつ、合計4本のネジが使用されます。

 さらに、フチなし(縁無し)タイプの場合、これらに加えてレンズとブリッジ(中央のつなぎ部分)を固定するためのネジも必要になります。

 ネジがあるタイプのメリットは、テンプル部分の丁番ネジによってメガネが折りたためるため、コンパクトに収納できることです。

 一方でデメリットとしては、鼻パッドのネジ部分に汚れが溜まりやすく、定期的なクリーニングが必要になります。

 一方、ネジがないタイプのメガネは、構造的にゆがみにくく、軽量であるというメリットがあります。

 しかし折りたためないため、収納には大きめのケースが必要となるデメリットがあります。

 また、メガネに使われるネジは用途に応じて異なります。

  • 鼻パッド用のネジ:鼻パッドを固定します。
  • 丁番用のネジとワッシャー:テンプルとフレームをつなぎ、テンプルがスムーズに動くよう調整します。
  • フチありフレームのネジ:フレームでレンズを固定します。
  • フチなしフレームのネジ:レンズを固定するためのレンズ留めネジ、レンズを保護する樹脂ワッシャー、ナット類が使用されます。

 このように、メガネの種類によってネジの役割や特徴は大きく異なるため、自分のメガネに適したメンテナンスや管理方法を知ることが重要です。

メガネのネジが緩む原因

 メガネのネジが緩む主な原因は、「回転による緩み」と「摩擦による緩み」の二つです。

 「回転による緩み」は、日常的な動作が原因です。

 例えば、メガネのテンプル(耳にかける部分)を開閉する動きを繰り返すことで、ネジ周辺に滑りが生じ、ネジが徐々に緩んでしまいます。

 特にテンプルを頻繁に折りたたんだりすると、ネジが緩む方向へ力がかかり、丁番部分が外れやすくなることがあります。

 その結果、メガネのフィット感が悪くなったり、ネジが完全に抜け落ちるリスクも高まります。

 「摩擦による緩み」は、メガネの使用頻度に関係なく発生します。

 メガネが振動したり、長期間使用・保管される中でネジと接合部が少しずつ摩耗し、隙間ができてネジを固定する力(軸力)が弱くなります。

 ネジを締め付ける際に接合部にかかる圧力も摩耗を加速させ、緩みを促進する要因となります。

 このため、普段使っていない予備のメガネでも緩むことがあります。

 これらの問題を防ぐためには、定期的な点検と適切なメンテナンスが欠かせません。

 ネジの緩みに気づいたら、メガネ店で専門的な調整やネジの交換をすることをおすすめします。

メガネのネジの締め方

 メガネのネジを正しく締めるには、精密ドライバーを使った適切な方法で行うことが大切です。

 まず、ネジのサイズに合った精密ドライバーを用意します。

 ドライバーの先端がネジの溝にぴったりと合うことを確認しましょう。

 合っていないドライバーを使うと、ネジやフレームを傷つけたり破損する恐れがあります。

 ネジを締める際は、ドライバーをネジにまっすぐ当てて、ゆっくりと時計回りに回します。

 無理に速く回したり、斜めから回したりすると、ネジ穴やネジ溝を傷める原因となるため注意してください。

 手首を安定させ、手のひらでドライバーを軽く押しながら指で回すと、均等に力が伝わり、スムーズに締めることができます。

 特に鼻パッド付近のネジを締めるときは、親指などでレンズを保護し、ドライバーの先端がレンズに触れないよう十分注意しましょう。

 一部のネジは素材が柔らかく、締め終わりにドライバーが滑りやすいことがありますので、ゆっくり丁寧に締めてください。

 ネジを緩めるときは、反時計回りに回します。

 蝶番部分の動きがゆるすぎたり、逆に固すぎる場合は、ネジを微調整して最適な締め具合に整えるとよいでしょう。

 こうした手順を丁寧に行うことで、メガネの安定性や快適さを保ちつつ、フレームを長持ちさせることができます。

メガネのネジをなくしてしまった時にどうすればいい?

 メガネのネジが緩んで落ちてしまい、見つからなくなると困りますよね。

 そんなときは、購入したメガネ店で修理してもらうのがベストです。

 メガネのネジやフレームのサイズ、形状は多種多様で、自分でぴったり合うネジを見つけるのは非常に難しいためです。

 お店なら正しいサイズのネジをすぐに見つけ、きちんと修理してくれるでしょう。

 しかし、「お店に行く時間が取れない」「とりあえずの応急処置をしたい」という場合には、自宅で簡単にできる一時的な方法もあります。

 例えば、糸をネジ穴に通して仮止めする方法や、輪ゴムやセロハンテープを使って部品を固定する方法などです。

 ただし、これらはあくまで一時的な応急処置です。

 特に注意が必要なのは接着剤の使用で、接着剤を使うと修理が困難になり、メーカーも推奨していません。

 できるだけ早くメガネ店へ行き、適切な修理を受けるようにしましょう。

メガネのネジが緩んだ時の対処法!ネジを締めるための道具や眼鏡店でのメンテンスについて・まとめ

 メガネのネジが緩んだ場合、自分で精密ドライバーを使って締める方法と、眼鏡店で専門的なメンテナンスを受ける方法があります。

 自分で締める際は、ネジのサイズに合ったドライバーを選び、慎重に作業を行うことが大切です。

 もしネジを紛失してしまった場合は、購入したお店で修理してもらうのがおすすめです。

 眼鏡店ではネジの緩みを長期間防ぐための処理や、専門技術による正確な修理が可能なため、メガネの快適性と耐久性を保つことができます。

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