気づけば鼻やこめかみにくっきりと残るメガネの跡。見た目の煩わしさだけでなく、長時間の圧迫は血行不良の原因になることもあります。​

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メガネの跡の原因と

メガネの跡を軽減する方法


メガネ跡が付く原因

鼻パッドによる圧迫

 メガネ跡が付く主な原因は、鼻パッドによる鼻への圧迫です。

 この圧迫が血行不良を起こし、特に高齢の方や冷え性・血流が悪い方は色素沈着が起きやすくなります。

 鼻パッドの形状や幅が鼻に合っていないと、一部の箇所に圧力が集中してしまい、跡が残るだけでなく、へこみや痛みが生じることもあります。

 フィッティングが不適切だと、メガネの重さが偏って鼻にかかりやすく、これも跡がつく原因となります。

 鼻パッドは鼻筋に沿って均等にフィットしている状態が理想です。

 適切なフィッティングや鼻パッドの調整を行うことで、メガネ跡の問題を軽減できます。

長時間メガネを使用する

 メガネを長時間かけていると、肌に跡が残ることがあります。

 これは、メガネが同じ部分にずっと圧力をかけ続けているためです。

 特に加齢によって肌の新陳代謝が低下すると、この跡はより目立ちやすくなります。

 新陳代謝とは古い細胞が新しい細胞に生まれ変わる仕組みのことで、若い頃は約6週間周期で肌が新しくなります。

 しかし、年齢を重ねるにつれてこの周期が乱れ、肌のハリや弾力が失われてしまうため、メガネの跡が残りやすくなります。

 冷え性による血行不良もメガネ跡の原因の一つです。

 血液の流れが悪くなると、肌に必要な酸素や栄養素が十分に届かず、老廃物や余分な水分が溜まりやすくなります。

 その結果、肌がむくんで圧力によるへこみが生じやすくなり、メガネの跡が付きやすくなるのです。

メガネが顔に合っていない

 メガネ跡がついてしまう主な原因は、フィッティングが適切でないことにあります。

 顔の形に合っていないメガネは鼻パッドが強く当たりやすく、これが跡を残す原因になります。

 購入時に十分なフィッティングを行っていない場合や、長期間の使用でフレームの幅が広がった場合、あるいは使用者自身の顔のサイズが変化した場合にも、メガネがフィットしなくなり、跡がつきやすくなります。

 特に、体重の増加などで顔の形が変わると、メガネがきつくなり、鼻パッドに強い圧力がかかります。

 また、片手でメガネをかけ外しするとフレームが広がりやすくなり、フィット感を損なう原因となります。

 さらに、一体型の鼻パッドを持つフレームは調整が難しく、適切にフィットさせるためには特別な加工が必要です。

 メガネの幅が広がると重心が前方にずれ、鼻や耳への負担が増します。

 テンプル(つる)の長さや曲げる位置、角度が適切でない場合も、耳や鼻元が痛くなり、メガネ跡の原因になります。

 こうした問題を防ぐためには、メガネのフィッティングを定期的にチェックし、必要な調整を行うことが重要です。

 適切なフィッティングはメガネ跡を防ぎ、快適なかけ心地を保つためのポイントです。

メガネが重い

 メガネが重いと、鼻に「メガネ跡」が残ることがあります。

 これは、重いメガネが鼻に大きな負担をかけ、圧迫するためです。

 メガネの重さは主に、レンズの素材・度数・フレームの素材・サイズによって決まります。

 特にレンズやフレームが重たいと鼻パッドへの圧力が増し、メガネ跡がつきやすくなります。

 メガネの重心が前方(フロント側)に偏っている場合も、鼻元への圧迫が強くなり、跡が残りやすくなる原因になります。

 さらに、鼻パッドの幅や高さが自分の鼻に合っていない場合にも、鼻への負担が大きくなり、メガネ跡がつきやすくなります。

 メガネ跡のつきやすさには個人差がありますが、一般的には軽量なメガネを選ぶことで、鼻だけでなく耳や肩への負担も軽減できます。

 特に長時間メガネを使用する場合は、軽いメガネにすることで疲れにくくなります。

 このように、メガネの重さは、快適なかけ心地だけでなく、メガネ跡の発生にも大きく関係しています。

 頻繁にメガネ跡がつく、あるいは鼻に負担を感じる場合は、軽いメガネに変更したり、鼻パッドの調整を検討することをおすすめします。

メガネ跡の軽減方法

 メガネを日常的に使う方にとって、メガネ跡の悩みは避けられません。

 しかし、適切な対策でメガネ跡を軽減したり、目立たなくすることができます。

 まず、最も手軽なのがメイクによるカバーです。

 メガネを外した際に生じるメイクのヨレや跡は、ファンデーションやコンシーラー、ルースパウダーなどで簡単に隠せます。

 特に赤みが気になる場合は、補色であるグリーン系の下地を使うと効果的です。

 ただし、これは一時的な方法ですので、根本的な対策としては、メガネ自体のフィッティング調整や、薄づきタイプのファンデーションへの変更も検討しましょう。

 次に、マッサージもメガネ跡を薄くする有効な方法です。

 クリームを使ったマッサージや蒸しタオルを当てることで血行が促され、跡が改善します。

 目の周りは非常にデリケートなので、アイクリームや美容液で摩擦を抑えつつ、やさしくマッサージすることがポイントです。

 ピーリングはメガネ跡による色素沈着に効果があります。

 古い角質を取り除くことで肌のターンオーバーが促され、メガネ跡が薄くなります。

 ただし、目元周辺は特に敏感なため、ピーリング剤の使い方や頻度には注意しましょう。

 長期的な対策としては、美白成分が配合されたスキンケア製品を使うことをおすすめします。

 ハイドロキノンやビタミンC誘導体を含む美容液などは、継続して使用することで徐々に効果を実感できます。

 さらに、洗顔後の丁寧な保湿は肌にハリと弾力を与え、メガネ跡が残りにくい肌へと導きます。

 最後に、メガネをこまめに外して鼻への圧迫を減らすことも大切です。

 定期的に鼻筋をマッサージすると血行が良くなり、さらに効果が高まります。

 これらの対策を組み合わせ、自分の肌質やライフスタイルに合った方法を見つけて、快適なメガネライフを送りましょう。

メガネの跡を放置しておくとどうなるの?

 メガネの跡を放置すると、見た目の問題だけでなく健康面でもさまざまなリスクがあります。

 多くの人が「メガネの跡は自然に消える」と考えがちですが、実際には放置すると症状が悪化する可能性もあります。

 メガネの跡は主に鼻あて部分への圧迫が原因です。

 跡が残るということは、その部分に過度な負担がかかっていることを意味し、長時間そのままにすると血行不良やむくみの原因となります。

 一度できた跡は徐々に消えにくくなり、さらに跡がつきやすくなる悪循環にもつながります。

 メガネの圧迫によって目に十分な栄養や酸素が届きにくくなり、目の疲れを引き起こすこともあります。

 肌に負担がかかり続けると、刺激から肌を守ろうとしてメラニン色素が生成され、黒ずみやシミの原因になることもあります。

 特に重いメガネを使用している場合、鼻あて部分の皮膚がへこんでしまうこともあるため、注意が必要です。

 メガネ跡は放置すると長期間残る可能性があります。

 気づいたら早めに対処することが重要です。具体的な対策としては、

  • メガネのフィット感を適切に調整する
  • 定期的にメガネを外して肌に休息を与える
  • 圧迫されている肌の部分のスキンケアを強化する

などが効果的です。

メガネ跡を放置せず適切にケアすることで、肌の健康を守り、快適な視界を維持することができます。

メガネ跡の対策方法

 メガネ跡を防ぐためには、いくつか効果的な方法があります。

 まずは鼻パッドを見直しましょう。

 シリコン製やエアクッションタイプなど、肌に優しい素材に変えることで、肌への負担が軽くなり跡がつきにくくなります。

 鼻パッドの大きさや形状を調整すれば、メガネの重さがうまく分散され、さらに跡ができにくくなります。

 次に、メガネ自体の軽量化もおすすめです。

 軽いフレームや薄型のレンズを選ぶことで、鼻にかかる負担を減らすことができます。

 定期的なフィッティングも重要です。

 3ヶ月に一度程度、専門店でメガネの調整を受けることで、メガネが顔に適切にフィットし、ずり落ちや跡の発生を防げます。

 鼻パッドがないタイプのメガネを選ぶことも一つの方法です。

 頬骨や側頭部で支えるデザインのため、鼻への圧迫を避けられます。

 さらに、メガネ跡の根本的な対策として、コンタクトレンズを使用してメガネをかけない時間を増やすという方法もあります。

 これにより血行が良くなり、メガネ跡が目立ちにくくなる可能性があります。

 これらの方法をうまく組み合わせて活用することで、メガネ跡の悩みを効果的に軽減できます。

メガネの跡の原因とメガネの跡を軽減する方法・まとめ

 メガネを使っている人なら、誰もが一度は気になったことがある「メガネ跡」

 メガネを使い続ける限り、多少の跡がつくことは仕方ないと割り切る必要もありますが、なるべく目立たなくする方法もあります。

 例えば、軽量のフレームに替える、あるいは定期的にメガネ店でフィッティング調整などのメンテナンスを受けることが効果的です。

 メガネ購入後も、こまめに調整を続けることで、メガネ跡を最小限に抑えることができます。

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